D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

午前中リルと散歩した時には霧雨が降っていた。天気予報も午後から雨。
今日は籠城かな?
で、ボランティアの連絡等に時間を費やす。
昼食後、またまた薄日が差してきて青空も見え始める。これ、土曜日と同じパターン。まったく、最近はその日の天気予報も当たらないな。
先週土曜は様子見で二の足を踏んだが、今日は騙されんぞ。
リルと13時にマリーナへ。
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 これから出航。

セイルをあげて乗れれば、それでよし。
今日はちょっと暑いし、風も弱いけれど、海に出ればちょうどいい。
しばらく帆走してなかったから、セイルの天日干しにはもってこいだ。
ここでまた外国人から電話。明後日から教室に来たいとのこと。
今、人がいないんだよなあ。と、思いつつも見学に来てくれとお返事。
気を取り直して出航!
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インチキ天気予報のおかげで三連休最後の日なのに、それほどヨットは浮かんでいない。
が、週末にかけてボートショーやヨットフェアがあるので、ピッカピカの40ft級クルーザーなどが続々と入港してくる。
回航するスタッフも慎重だ。フネ一杯で都心のタワーマンション一室が買えるからね。
それにしても、この抜けるような青空はなんだ。
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 雨のあの字もない。

風は南東の微風。
エンジンを止めると、あの海上の静けさが漂う。やっと一人の時間を持てたという静けさなのだ。
もちろん、リルも楽しそうに定位置を確保している。
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 今日は波ないよ。

後から出てきた26ftヨットと走り比べ。別に、競走するわけじゃない。自艇のセイルのトリムや、速度を見計るだけだ。
できるだけ同じ大きさのフネと走ることで、見比べてセイルの開き具合や上り角度が正しいかを判断する。
結果的には遠く及ばなかったり、今日のように置き去りにすることがある。それは問題じゃない。
しばらく乗ってないと、ちょっとしたチューニングが必要になることも多いから、そんな目安として並走したりする。
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八景島沖で風が南にシフト。ここは地形上馬堀海岸から風が抜けてくるので毎度のこと。タックをすると、浦賀のブランケットに入るから風がぐるぐると回る。
だいたい皆さん、この辺でしびれを切らしてお帰りになる。
ここは我慢して猿島の方へ走るのがコース選択としてはベターなんだが、今日は横須賀に入るところでばったりと風がなくなった。
うへー、こりゃベタだ。
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 さざ波一つなく。

こうなると暑くてかなわん。
エンジン回して機帆走。まあ、天日干しはセイルだけで十分。
パラソルさしてUターン。16時には帰港。
今日はフネ洗いするぞ。
艤装を解いて、ティラーをスタンパルピットに括り付けた時に気が付いた。
あれ、ティラーストッパーが浮いてる。
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ティラーとラダー繋ぐ接合部には回転台座がある。ティラーがぐるぐると回らないように、可動域を制限するストッパーがその台座につけられているのだが、それが浮いてガタガタしてる。
ちょっと触ったらポロっと落ちた。
えっー、なんでよー。
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 どうもボルトが切れているような…

これ、ティラーを台座ごと外さないとつけられないんじゃないの?
このストッパーが壊れるっていうのは普通の操縦では考えにくい。ティラー操作でストッパーに当たるほど急な旋回運動はレースにでも出なければまずない。
っていう事は係留中か陸揚げ時だが、おそらく係留中の台風のせいではないかと思われる。
バースには槍付けして停めてあるが、自バースは北向き、当然ラダーは南にある。習慣でティラーをスタンパルピットにロープで括り付けるから、ラダーは可動域ギリギリで固定され、フネに対して角度がついてしまう。つまりフネに対してラダーが垂直になってないわけだ。
ここに強風と強い波がくれば、ラダーが抵抗となりストッパーに過重な負担がかかる。
なんてこった! こりゃ自分のミスだ。

またしても海王さんに電話。
で、この部品はもう製造されていないこと、週末からはヨットフェアなどがあってその準備で忙しいこと、折れたであろうボルトの先を取り出すのは至難のこと等々を説明される。
接着剤じゃ効果なしだし、こりゃ自分で直すのも大変そうだぞ。
まあ、なくても沈むことはないが…絶好のシーズンをメンテかあ。

結局マリーナを出たのは18時。
中秋の名月に見送られました。
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墓参りの日。
両親を車に乗せたが、家の鍵がないなどといつものように母のナイナイ節が始まる。なくさないようにとバッグに紐で括り付けてあるのだが、その固く結んだ紐をいったいいつ、どうやって外すのか皆目見当がつかない。
家内が取り敢えず家に入って捜すけれど、こんな時は絶対に出てこない。
先に車に乗り込んだ父が愚痴をこぼす。
「昨日はあったんだよ。まったく、毎日毎日なにかがないって捜させられるからねえ」
と、今日はご立腹のご様子。
「とうとう、洗濯機も壊しちゃったよ。入るだけ押し込んで、中のものが取れなくて、動かなくなった」
だいたい、墓参りの日には何かが壊れることになっている。

霊園は混んでいた。
脚の悪い父に家内が寄り添い、私は散歩気分ではしゃいでいるリルを制御してる。その間に、足腰だけは丈夫な母がスタスタと先に歩いて行ってしまうが、墓の場所など覚えているはずもなく、時々立ち止まってはみんなを待っている。なんで一緒に歩けないかねえ。
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 おい、どこ見てんだよ。

去年までは墓掃除ができた父も、今年はせいぜい花台に水をやるぐらいが精いっぱい。母も雑草取りくらいしかできない。息子がいない分、私が墓石をきれいに拭き上げる。
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 誰の墓だと思ってるんだろう?

コニーの墓にもお参りするが、管理費を払うからと事務所に行く父を一人にしておけず、また母をその辺に置き捨てたらどこへ行くか分からないので、コニーの墓参りには家内とリルだけ行ってもらう。
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 また財布がないらしい。

役に立たないようで、息子はそれなりに必要性があるんだなあと実感。逃亡者め。
普段なら、この後お昼の会食だが、今日は彼岸の中日ということもあって車が渋滞。とてもじゃないがレストランなどに寄る余裕がない。リルをずっと待たせなくてはならないし。
「近くのスーパーで駅弁フェアやってたから、家で駅弁食べよう」
で、家内と母が適当に買ってきた駅弁を我が家で食べる。
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駅弁は当然冷えたものだから、家内が朝の味噌汁を温めたり、漬物などを出したりして、それなりに食卓を飾る。
その作り置きの味噌汁を一口飲んだ父が、
「お母さん、これ飲んでごらんよ。これが味噌汁だよ」
といたく感服してる。私には、ちょっと煮詰まってしょっぱく感じるのだが…
「うちの味噌汁なんて、しょっぱくて飲めないんだよ」と父。
いったいどういう味噌汁なんだ?
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母はその時だけ不機嫌な顔をするが、栗おこわの栗を一つ食べたら、その会話はもう忘れてしまう。
ちょっと気の毒だったので、食べ終わってから母を外のデッキに連れ出し、オレンジジュースや月餅を食べさせる。
このデッキはいつもいい風が吹き抜ける。
暑くも寒くもないパラソルの下で、母はそんな涼風を全身で受け止めて、とても嬉しそうだ。

家内と父が洗濯機のチラシを見ている。飴やガムじゃないんだから、これ頂戴、はいよ。ってな訳にはいかない。在庫があるか、配送に何日かかるか、配送費や設置費、廃棄費用を考えないと家電は買えない。それに、とにかく設置場所の寸法を測らないと、ご希望の洗濯機が入るか入らないか分からないじゃないの。
で、家内がミニバイクをとばして実家へ寸法を測りに行く。ご苦労なこった。
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その後、はしゃぎまわって午睡に入ったリルを留守番させ、またみんなで電気量販店へ向かう。
何しろ老人二人だから大きなものは要らない。問題は、どうせ配送される日には母が忘れているので、「聞いてない」と業者を追い返すことと、まったく操作ができないという点だ。
操作といっても電源を入れてスタートボタンを押すだけだが、機械が新しくなるとそれがもうできない。
だいたい、洗濯したのを忘れてしまうから、洗濯が終わった物も出さずに毎日どんどんと詰め込んで壊れたわけだ。
これで実家へ行った際の点検項目がまた一つ増えることになるな。

両親を実家に送り届け、家に帰るともう夕方。
こうやって、セーリング日和が消えていくわけだ。



朝から雨が降っていた。
今日はお彼岸で両親と墓参りをするはずだったが、これでは無理だ。午後からにしようと言ってみたものの天気予報では午後も雨マークが並んでいる。昼食をとっても雨はまだ止まない。
「明日の午前中にしよう」そう告げて、さあ何しようと考えた。最近ご無沙汰の接骨院か、はたまたヤブ医者か。って、暇ができたら医者っていうのもなあ…
ここのところ寝不足が続いたせいか、昨日が妙に寒かったせいか、頭が重い。風邪でもひいたか。
こんな日に医者に行ったら何言われるかわからん。やっぱり、医者は体の具合がいい時に行かなくては。

食後にボーっと、ソファで横になっていたら雨が止んだ。それから30分もしないうちに薄日が差してきた。どんどん明るくなって、青空が出てくる。なんだよ~
14時になって決断する。
「そうだ、海に行こう!」
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 きれいに晴れた。

リルとマリーナに着いて、ちょっと見点検を済ませるともう15時近い。艤装の時間がもったいないから機走でトコトコ走り出す。
秋の日は釣瓶落とし、あの猛暑の夏はこんな時間でも太陽がギラギラしていたが、最近は日が傾くのが早い。
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寒かった昨日に比べると、今日は5℃ほど気温が高く27℃。風も微風。
それでも4ノットほどで走っていると、暑さも寒さも感じない。実に心地よい。
暑さ寒さも彼岸まで か。
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 気持ちいいよねえ。

週末とあって、ヨットもボートも結構いるが、この時間だと皆さんボチボチとご帰還あそばされる。
ただ、お仲間というか、いつものメンバーというか、見知った”フワフワ漂流組”が私のあとから続いてくる。
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メンセールだけ揚げてる人や、私のようにただ機走してる人たちは、別になんの目的も目標ももっていない。ゆっくりと、暮れなずんでいく秋空の下で命の洗濯をする。

八景島沖では学生ヨットの練習をしているが、出ているのはほとんど470級。
先週江の島でプレ五輪ともいえるヨットの世界選手権があった。女子470級は銀メダルだったから、触発されたのかもしれない。
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さっきまで雨が降っていたので、遠くは少し靄っている。
三浦や南房総がよく見えないし、その辺はまだ雲が厚い。
しまった、飲み物も食べ物も買ってこなかった。非常食も缶詰があるくらいだ。
リルが膝に顎を乗せてきて、ビッケ頂戴の仕草。
「ごめんな。今日は何もないよ。そろそろ戻るかな」
1時間ほど走ってUターン。
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まあ、夏を含めてあまりエンジンを動かしていなかったから、バッテリー充電には好都合だ。
波も穏やかだし、またつき始めた船底の藻を落とすには丁度いい。
だんだん、日暮れて静かになっていく海をリルと二人でボーっと見ている。
フネは車のように前方ばかり見ているわけじゃない。360度を見回すが、脇見運転とも違う。ヨットは速力がない分、いろんなところを見渡すことができるわけだ。
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キラキラと夕映えが差し込み始めると、海は金色に輝く。
今日は富士のシルエットがきれいだ。
東京湾にほとんどの船影が消えると、すでに17時を回っている。
そんな静寂の中でポンポンとエンジン音を立てながら帰港。
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 お腹すいたよね。

フネ洗いの一つもしたかったけれど、体がだるい。やっぱり風邪か?
どうせ来週も雨続きだからと言い訳してマリーナを出る。
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 そうか、今日は大潮だったんだなあ。

アウトレットの解体が始まって、土曜日と言うのに人もまばら。
ゴールデンレトリバーを連れた白髪の方が、海に向かってフルートを吹いている。
日暮れてもまだ茜色の雲が浮かぶマリーナに、その透き通った音色が優しく響いていた。
こんな風に歳をとれたらいいなあ、と思いつつ家路につく。



きちんと日本語を教えることで定評のある日本語ボランティア教室だが、最近ベテランの方が休む率が高くなってきた。
勿論、家庭事情やご病気でのことだからそれはお互い様。
別教室に応援を頼むも、どこでも人手不足の状況は変わらない。そこではたと見回すと新人しかいないことに気づく。
夏休みをはさんで2か月以上は在籍しているが、到底教えられる状況にはないから、こちらが授業プランを作成し、資料も用意する。それも結構な負担になるから、今週は電話で先週のプランに沿って似たようなものを作ってくださいとお願いした。
この”お任せ”が良くなかった。私だって丸一日かかるのだから、彼女が今週のほとんどをそれに費やしてしまったらしく、元々の本業に加えてかなり無理をしたらしい。
今朝早くに、負担が大きいので辞めたいとメールが来た。
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慰留に努めたが、名前の呼び方がどうとか、最初の話と違うとかで、その決断は変わらない。
あれだけ熱意があって、授業できることを喜んでいて「機会を与えてくれたことに感謝します」などと言っていたのになあ。よくわからん。
まあ、確かに最初は誰かとペアを組んで進め方を覚えた方がいいと言ったのは私なんだが...
上級者クラスはほとんど日常会話ができる人たちだし、彼女自身、家庭教師をしているし、日中友好協会で中国人のこどもと日本語遊びなどをしているわけで、それほど難しくはないだろうと思った私がバカだった。
別に給料払っているわけでも、強制力があるわけでもなく、こうなると去るものは追わずだ。
先週遅れてきたOLも仕事が忙しいから今月いっぱい休みたいと言って今週は来なかった。同期で入った彼女が辞めたと聞いたら、それに続きそうだなあ。
やっぱりちょこちょこっと入門講座受けたくらいでは無理があるよなあ。これからじっくりと養成しようという矢先だっただけにショック。
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高齢化してきた教室の明日を担う若い人を入会させることが今年の課題だったけど、入会させた後の対応に苦慮したわけで、私にそこまでの力量がなかったということか。
なんだかそれも面倒くさくなってきた。

元々2年前に二人の大ベテランが高齢を理由にお辞めになった際、夜の部は終わりにして昼間教室一本で行くことが決まりそうだったところを、私が待ったをかけた。
働く外国人や留学生が多くなってきた昨今、昼間部だけではそのニーズを受け止められないと夜間部を残す意義を話して教室廃止をストップさせた。で、結果的に言い出しっぺの私が運営を任されたわけだ。
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ところがこの辺りから母の認知症が一段と加速して、私自身が続けられるかどうかの問題が突き付けられた。父が先に逝ったら、私が実家で在宅介護をしなければならない。夕飯の用意はどうする?薬はどうする?風呂も沸かせない母に寄り添うのはけっこうきつい。そんな状況を思い浮かべると、日本語教室ボランティアを続けることは難しい。だから、後継探しに奔走してきた。
いまの「しっかり教える」というやり方では経験と知識が必須。でも、たかだか10時間程度の入門講座では教えろと言う方が無理。異文化交流に軸足をおいて「楽しく学ぶ」に方向転換しないとだめかな?

最近はセーリングどころかマリーナさえご無沙汰してる。
極楽とんぼ生活は消えたな。
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 ちゃんと遊んでよ。


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