D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

2017.8.3 
夕方、家内が実家から帰った。
って、別に別居していたわけではない。お盆時期にキャンプの予定が組み込まれたので、里帰りを早めたまでの事。ほんの四日ほどだったが、友達にも会えて喜んでいた。
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が、その四日の間こちらは七転八倒。
壊れた洗濯機の修理は土日こそ家内と二人で共同作業だったが、いかんせんハイテク技術のmade in Japanだけに原因究明にたどり着かず、家内なき後は孤独な作業。
排水チューブの詰まりとセンサー故障だと確信を得て、今を時めくTOSIBAさんに電話すると、
「部品製造は6年で打ち切りですので、ちょっと微妙かも...」とか仰る。
6年前には飛ぶ鳥を落とす勢いだったこのメーカー、今や東証二部すら維持できない状態。白物家電からは足を洗って半導体事業さえも身売りしなければならない窮状。下請け部品メーカーのことまで考える余裕もなく、5日間に及ぶ苦闘も虚しく買い替えることになった。
どこかの政党じゃないが、おごれるものは久しからず。

とはいえ、夏場は容赦なく洗濯物がたまる。
だいたい、洗濯物を大量に出すのは愚息なのだが、当の本人は未だ夏休みにならず使い物にならない。
詰まりの元凶はリルの毛だが、当の愚犬も脱衣場に行くとシャンプーされると思っているから顔を出そうともしない。まあ、いても役には立たないが…

洗濯機の排水システムにバイパスを入れ、”洗い”や”すすぎ”が終わるたびに手動で排水するようにした結果、脱衣場は絶えず水浸し状態となり、洗濯してるのか洗濯物を増やしているのか分からないようになった。
今日もまた洗濯しながら、甲板掃除に励む船長であった。
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   お外の方が居心地いいよ。

全ての家事が私に託され、朝早い息子の通学に合わせて通常よりも2時間早く起き、朝食を作ったり散歩に出かけたりする。
息子が出かけた後は洗濯機と格闘する日々の中で、歯医者に行ったり実家に行ったりし、帰りがいつになるか分からない息子のために夕飯を用意する。
「夕飯食べてきた」という言葉、今後はくれぐれも使わないようにしよう。

こんな中、家内が帰省した8月1日の午後から横浜はゲリラ豪雨。
1時間に120mmの雨量を計測し、街は大混乱。警報はもとより、15時前にはとうとう一部地域に避難勧告が出された。
我が家は高台だが、南斜面の隣町は土砂災害の恐れがあるとして避難勧告地域に指定された。
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  こわいよ~

我が家や実家は大丈夫だが、ボランティア教室の生徒さんが住むアパートなどに避難勧告が出されたので、個々に連絡を取る。「ひなんかんこく」と言われたって、わからないからね。
夏休み帰国中の生徒さんにはSNSで一報しておく。っていうのは簡単だけど、日本語じゃわからないから翻訳に手間取る。皆さん、律儀に真夜中に返信メール。

そりゃ落雷をともなった激しい雨で、リルはペギーのように逃げ隠れしていた。
これで停電になったら冷蔵庫もダメになるなあと思いつつ洗濯機をひっくり返し、家の内外でびしょ濡れになっていた。
こうなると、とてもヨットに乗ろうなんて気もなくなる。エンドウの車じゃないが海は迷走台風5号の影響もある。

思えば、家内が帰省する前日に皆でマリーナを楽しんだことが嘘のようだ。
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 抱っこして~

帆走はしなかったけれど、久しぶりにファミリーで夕刻のひと時を過ごし、アウトレットで食事した。
リルはみんなが一緒だったので大喜び。
群れをなす動物は家族が全員揃うと嬉しいのだ。
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早起きをしながらも、なかなか帰らない息子を待って寝不足状態が続き、すっかりリズムを崩してしまった。
家内のご帰還があと1日遅かったら、リルと家出するところだった。
まあ、ここのところやたら涼しかったからリルもしのぎやすかったけどね。
今夜も上着が欲しいほどの涼しさ。散歩でもするか?
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 from dusk till dawn

新しい洗濯機到着まで、あと8日。

我が家の全自動洗濯機、排水機能が故障した。
うへー、今度は家電かよ。
ヨットの排水ではさんざんな目にあっているだけに、家電ごときでジタバタしたくはないが、なにせ洗濯機は重い。
取りあえず腹這いになって排水経路を確認する。
もうそれだけで汗だくだよ。洗濯機は脱衣場にあるが、ここはエアコンがない。
ドラムに溜まった水を排出させるのは難しくないが、辺り一面水浸しとなる。当然蒸し暑くなる。
電気やでも呼んだ方が早いんだろうが、この時期の電気屋はだいたいエアコン取り付けで忙しい。
それに必ずしも、洗濯機とは限らない。排水口の先にある配管が詰まっていることも考えられる。
城攻めは外堀から埋める。
午後の一番暑い時に、熱湯と塩素剤を使って配管を攻撃。針金の先を曲げてゴツゴツと突っ込みながら様子を探る。当然マスクをし、アイガードなどをし、ほとんど船底塗装なみ。
実際、少しつまり気味だった。
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  誰か遊んでよ~

続いて洗濯機を引っ張り出して、壁に斜め置き。
午前中整骨院に行ったのが全く無意味になるほど、腰にきた。
洗濯機のドレンには問題がなかった。チューブに亀裂はないがドラム槽からの直結部分がどうしても外せない。
だいたい、腹這いになってるから力が入らない。ダメだこりゃ。
購入して6年。むー、微妙。
今年は金欠だからなあ。

熱中症になりそうだったので、途中で断念。
ええい、もう一度明日トライしてみよう。こんなものも直せないのではフネに乗る資格がないな。

food

フネと言えば、昨日リルと昼食がてら点検に行った。
雷雨がどうの、台風のうねりがどうのと言っていたが、昨日は最高気温も27℃。曇ってはいるが風もそこそこあって涼しく感じた。
特に問題はなく、ブロック類にCRCなどを万遍に振りかける。外見は大丈夫でもベアリングやバネが劣化して欠損することがある。
エンジンを始動してちょいと機走。
イーストでフェンダーを上げていたら、ポンツーンを歩いているミス・リー夫妻を発見。手を振るとミス・リーが気が付いて手を振り返してくれたので最接近。
今日は船検があったらしい。二言三言交わしてそのまま沖に出る。
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珍しく北東の風。
風は順風だがやたらと三角波が多い。
バシャン、バシャンとはたかれてスプレーの嵐。
涼しくていいんだけど、リルはたまったもんじゃない。
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大波を避けてフラフラ走っていたら海上保安庁の船がやってきた。
D旗は揚げてないよ~
ラム酒で飲んだくれてもいないことを示すために真っ直ぐ進んでると正面から大波をくらった。
リルが心配そうな顔をするので1時間ほどで帰港。

一昨日は歯医者とヤブ医者のはしご。
月に一度の電車乗り、今月は一駅のみ。
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でも、電車で出かけると帰りは必ず長い階段を上らにゃならぬ。
長距離運転の後だったし、ちょっと膝にきたね。
そういえば、傘をさして歩いたのも久しぶりだったんじゃなかろうか。
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ボランティアはまたインド人の女性が入った。
自分では精一杯やってるつもりだけど、?という顔をされることが度々あると敗北感すら漂う。
教師とかって、自分にはまったく向いてないな。

明日も修理頑張るぞ!



2017.7.25

学友ノブシロが亡くなって早や10年。天涯孤独の彼だから、地元の人も次第に忘れてしまうかもしれない。
今年もまた友に近況を報告し、墓前で語らい、若き日の事を思い浮かべる。
家を出、車で4時間ほど走ると小名浜に到着する。
首都高の渋滞に巻き込まれたくないので、できるだけ日曜の早朝に出発する。
かつてのように福島日帰りは体力的に厳しくなっているので、帰路は茨城に泊まることにしている。
行きも帰りも彼の事を思い出しながら、この二日間だけは幻聴にも似た彼の声を聞いている。こんな時は不思議に記憶が蘇ってくるものだ。
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車の中ではカーステレオなども聞かないし、リルもいないので一見黙々と運転しているように見えるかもしれないが、私は彼の問いかけに独り言ちをしている。
「そうだなあ、また暑いなあ」とか「うん、アイスクリームがいいな」などとブツブツ言ってる。
だから宿泊場所の水戸に着くまで秋田の大雨被害も、先月行った新潟の洪水も全く知らなかった。
うっかりすれば小名浜もゲリラ豪雨に晒されていたかもしれないというのに。

簡単な墓掃除をし、花をそえ、線香をあげる。
囲み石の縁に腰かけて、少し会話する。
「ああ、いつか来れなくなったら勘弁してくれよな。俺も老いたからな」
などと言いながら、ヘビースモーカーだった彼に火のついたタバコを差し出す。
「来年は線香代わりに両切りタバコにするか?」

そんなどうでもいい話をしてそっと別れを告げ、踵を返す頃に雨が降り出した。
「ありがとな」
そんな雨に思えた。

だいたい墓参が終わると昼時だ。小名浜は茨城に近いが少しでもお金を落としていくために小名浜漁港に行って食事し、土産を買うことにしてる。
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物見遊山の旅行ではないから、食事と買い物が済むとすぐさま引き返す。たまに彼の住んでいた家や二人でたどった思い出の場所に行くこともあるが、だいたい用事を済ませて帰路につく。だから、小名浜にいるのはせいぜい2時間ほど。

昼食を食べると外の暑さもあって眠くもなる。普段睡眠不足だから目も疲れてくる。
それに、何と言っても後ろ髪をひかれるような寂しさが残る。
例年だとタカハシがいる土浦泊りだが、今年は水戸に宿をとる。
いやあ、水戸で正解だった。ホテルにはちょうど3時頃に着いたのでひと眠り。
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   水戸駅前

水戸は2年前にも小学校の友人宅(笠間だが)を尋ねたりしてるし、仕事で来たこともある。
私の従兄もいて、小さい頃にはよく家族で出かけたりしてたから馴染み深い。
駅で待ち合わせた友人と水戸の繁華街をうろうろ歩く。
一日中車に乗っていたから、歩くのが楽しい。腰の痛みもどこ吹く風でタラタラと歩き回る。
幸いに曇っていたし、夜風が涼しいから、久しぶりに会う友人ととりとめのない話をしながらそぞろ歩き。
途中、町内会館で祭囃子のお稽古をしていた子供たちの演奏を見た。
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こうやって、親から子へと受け継がれていく音曲っていうのは、横浜にはほとんどない。
なんだかちょっとうらやましい。教育は学校のみにあらずってとこだな。

今月の一杯は水戸の居酒屋。久しぶりにビールで乾杯だ。
お互い定年の身だけに、安居酒屋が身の丈に合っている。
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ノブシロがよく作ってくれたメヒカリの天ぷらを懐かしんで食べる。
明日も仕事があるという友人とは2時間ほどご馳走してもらって店を出る。腹いっぱいだった。

ホテルの朝食を済ませて、高速に乗るまでの途中、久しぶりに千波湖による。
深夜大雨が降ったらしく、そこかしこと濡れていたが、雨男の私なのに一度も傘をささなかった。
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母が懐かしがるだろうと亀印の水戸の梅を買って帰途に就く。
首都高もそれほど混まずに昼頃ベイブリッジをわたる。

リルは5年も会ってなかったように大喜び。
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  おみやげ頂戴。

今日は整骨院だよなあ。

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