D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

昨夜、息子は午前0時を過ぎた頃帰宅した。荷物をその辺に投げ捨て、そのまま先代コニーの仏壇へ行き燈明をともし線香をあげた。
ああ、やっぱり忘れてなかったんだな。

今日はコニー9回目の命日。
先代コニーは私たち家族にとっては特別な存在。コニーがいたから今の私たちがいる。生まれた時から一緒だった息子に愛情をたっぷり注いでくれたのはコニーだ。
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  コニー

午前中、私は日本語ボランティア講座、家内は掃除洗濯、息子とリルは実家へ薬を持って行くお役目をこなして、みんなが揃ったところでコニーの墓参りへいく。昼食をとっていなかったが、飯より大事なことがある。
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昨日と打って変わって今日は30℃超え。未曽有の豪雨災害になっている西日本には申し訳ないほどの晴天。 3000m級の中部山岳地帯や富士山に守られる格好で関東は雨量もわずかだったが、この豪雨の呼び水となった台風の影響で北海道や東北も河川の氾濫があった。
近年、日本だけでなく世界各地で豪雨被害が相次いでいる。こうした異常気象の原因の一つに海水温の高さが指摘されている。なんとかファーストなんて言ってる場合じゃないぞ。
今回の前線豪雨ではたくさんの犠牲者が出てしまった。未だに安否確認ができない人も多数いるし、重傷を負った人はさらに多い。家や財産を失った人は数知れずだ。天災だけに怒りの持っていきようが無い。ご家族のことを想うと心が痛む。
幸い、ブログ仲間の爺ちゃんさんやカンチャンさんが無事でなによりだった。
こんな時、いつも後回しにされるペット達、そして、何が起きたか分からぬ外国人たちを考えたりする。
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本来ならば、深く哀悼の意を西に向けるべきだろうし、こうした災害の中”たかがペット1匹”のために墓参りなどとお叱りを受けそうだが、命は命。私たちにとってコニーは特別なのだ。この日ばかりはコニーに想いを寄せたい。

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愚犬リルは、みんなで一緒に出掛けられることが嬉しくてしょうがない。車に乗っているときからハイテンション。
私たちがコニーに線香をあげている時に脱走し、ギャンギャン吠えてるうちにスイッチが入って、墓地の芝生を駆けずり回った。芝生を見ると走り回りたくなるという性癖を生まれながらにして持っている。
その煩さのあまり事務所の人が出てきたが、リルがあまりに嬉しそうに走りまくるので呆れてと言うか、むしろ楽しそうに見ていた。
まあ、仕事上生きてる犬を見る方が少ないのかもしれない。
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 ドッグランじゃないぞ!

ただ、さすがに正午過ぎの気温31℃の中では長くもたない。
虹の向こうに去ったたくさんの犬や猫の眠りを覚まし、これ見よがしに駆け回った愚犬はとうとう力尽きてダウン。アホか。
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 へへへ

その後は水をがぶがぶと飲み、建物の日陰に入り長い舌を出してゼーゼーしていた。
「今を生きる」これがリル流のレクイエムということにしておこう。
コニー、ごめんな。




こんな曇天の日はリルの散髪。
長毛のリルは夏が苦手なので、できるだけ産毛のようなアンダーコートを梳いてやる。一見すると大した変化はないが、小さな屑籠にびっしり刈り取った毛髪がたまるから、それなりに涼しくなってるはず。
今も私の横で気持ちよさそうに寝ている。
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 これは散髪前。

昨夜のボランティアでは、また新しくヴェトナムと中国の男女が新加入。
ヴェトナム人男性は研修生2年目、中国人の女性は3年在住でN-2を持っている。当たり前のように中国人は私が担当することになった。
今担当しているヘジンさんは、このままだと9月上旬にビザ切れとなる。8月は私たちも夏休みを取るから、実質的に7月で終了になる。これでやっと日本語上級者から解放されると思っていたんだが…
実際、上級者はかなり難しい質問をしてくるので対応に窮することがある。準備にかなり時間をかけなければいけない。ここにきて家庭事情が(ワールドカップも)その時間を大幅に削るので、寝不足気味だ。
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 ワーキングホリデイの指定書

でも、昨日は嬉しいこともあった。
日本語ボランティア講座を受講している女性が、見学に来た。
先日の講座終了後に私が声をかけた女性で(別にナンパしてるわけじゃない)、30代(?)の彼女は英語と中国語ができる。今は私たちが利用している施設の近くで家庭教師の仕事をしているらしい。
講座はまだ3回残っているが、できたら毎週見学させてほしいと嬉しいことを言ってくれた。
こういうのは一歩踏み出す勇気が必要なんだよね。
2回の講習ですでに後退りしはじめている受講者が大半。そもそもまだ入門編なので、その講座を受けてすぐに活動ができるかと言うと、ちょっと無理。その長い道のりがようやく見えてきたというところ。好奇心だけでは続かない。

私自身は絶対「なる」という覚悟を決めて、最初の講座(30時間)を受けた。今にして思えばあの40代後半の、やたらと忙しい仕事を抱えていた時期によくぞあの夜間講座に出たものだと思う。
自分のサブライフワークはこれだと決めていた。
職場で出会った外国人二人、そしてハラ先生のパワーに後押しされた形だったが、その動機の大元の発端はランサム巡りの英国一人旅だった。
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 コニストン

あのバックパッカーだった頃、どれだけ英国人の思いやりと暖かさに触れたことか。毎日、毎日私は誰かに助けられていた。
「どうしたら彼らの親切に報いることができるのか」
通りすがりで、薄汚れた服を着て金のない東洋人を、どうして暖かく迎え入れ、別れ際に涙まで流してくれるのか。いつも私は考えていた。
でも、その当時は時間と金が限られていてなにもできなかった。その後も何度か英国へ行ったが、その都度倍返しでたくさんの思いやりと親切に出会った。それは”ランサム”という魔法の言葉によるところが大きいかもしれない。
で、私が日本から持って行ったわずかばかりの返礼品はいつも霞のごとく影が薄かった。

答えは、日本語ボランティアという存在を教えてくれたアメリカ人のロンとマシューによる。

「日本で困っている外国人を助ければいいんだよ」

なので、私は報恩のつもりでこの活動をしている。かなり時間が経ってしまったが…
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人材不足が懸念される平日夜の日本語教室なので、彼女が加入してくれるとありがたい。
今回の講座にあたっては、市や財団との打ち合わせで私が強く「休日か夜の講座にしてほしい」と要望した。
この10年ほど、入門講座は平日日中の開催。しかも講座回数が15回から5回にされた。これでは、受講者も専業主婦(夫)やリタイア組に限定されてしまう。国際協力や異文化交流に取り組みたいと思っているサラリーマンやOL、学生等は出たくても出られない状況だ。平日昼のボランティア団体の協力もとりつけて、日曜開催にこぎつけた。
市や財団の職員を休日出勤させるからには、なんらかの成果がないとこの入門講座自身が危うくなる。
なので、私は毎回講座に出、みどころのありそうな人たちに声をかけている。言わばスカウトに近い。
まあ、本音を言えば夜間講座にしてくれた方が良かったんだけどね。

さて、雨が降る前にリルと散歩するかな。



暁のワールドカップ、ベルギー戦、しっかりと見てしまった。5時頃ベッドにもぐりこんだが、家内や息子が出かけるとき無駄吠えリルの目覚ましで2度起こされる。おかげで午前中はボーっとしながらの銀行回り。
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むー、未だに悔しさ半分のベルギー戦。後半早い時間に2-0とリードしながらも、結果的に残り30分間で3点も取られた。
後半アディショナルタイム最後1分、1本のカウンターで夢はついえた。これがワールドランク3位の底力なのか。どうしても埋まらない”わずかな差”があると西野監督は語ったが、むしろ”わずかな差”までもっていったことに評価が下されるべきじゃないか。
後半怒涛の反撃にあって逆転を許したのは今回が初めてじゃない。2006年ドイツ大会のグループ予選1回戦でオーストラリア(当時はオセアニア代表)に空中戦を仕掛けられ15分で立て続けに3失点した。今大会にも出ていたケーヒルのヘディングは忘れられない。あの時ほど日本がいかに弱小国なのかを痛感したことはない。1-0とリードした後半、オーストラリアのパワープレーになすすべなく、攻めるのか守るか、ラインを上げるのか下げるかのさえ曖昧だった。チームもベンチも混乱していた。
中田や遠藤を擁し「最強世代」と言われ、日韓共同開催でベスト16入りしたその4年後のこと。
同じように今回もコンスタントに3点を取られてまた夢が潰えたが、あのころとは全く違う。
なによりもチーム全体が攻めに徹していた。ベンチを含めた全員が勝ち切れると信じていた。実際、ベルギーのディフェンスは日本の俊敏な動きについていけてなかった。一番苦しい時間によく走り切ったと思う。
空中戦に持ち込まれた末に失点し、決着をつけるべく前がかかりになった日本の虚を突いたあのカウンター、あれはもう仕方ない。誰が悪いのでもない。ベルギーを褒めるしかない。
予選リーグの最終戦でとんでもない他力本願作戦を実行したが、コロンビアに勝ちセネガルと分けた実力は12年前とはまったく異なる。
優勝候補筆頭のドイツ、強豪国のポルトガル、スペイン、アルゼンチン、皆姿を消した。イタリアなどは出場さえできなかった。
ワールドカップはそういう舞台だ。日本もその仲間入りをしたっていうことじゃないかな。


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梅雨明け後東京は9日間も真夏日が続いている。(横浜は7日間)しかも、連日の強風。台風さえ近づいている。
家庭事情でマリーナに行く機会も減ってきたが、今日はリルと夕方出かける。
勿論、その前には窓も開けない、エアコンもかけないでボア付きロングスリッパを履ている老人のワッチをしてるわけだが…

12m/sの南風では寝不足でなくても乗る気はしないし、今日はマリーナ定休日。
それでも、エンジンかけて点検し、マリーナ内をトコトコと海散歩。
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 風、強く無くない?

まあ、このくらい吹くと涼しいね。
こんな時に限ってエンジン絶好調。
だーれもいないマリーナの中を巡回する。(小学生の頃からの探偵癖が抜けてない)
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 いかにも強風という雲

なんでもいいから、海の上にいたい。ただそれだけ。
それでもブローを受けるとヒールするので、セイルも上げてないのにリルはバラスト態勢。
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 船長、誰も出てきやしませんぜ。

小1時間ほどマリーナの隅から隅まで機走し、バースへ戻ったが着岸に失敗。
唐突なブローで、フネは斜めに。こんな時は投げ縄の要領でポンツーンの船尾側クリートにシートを引っかけるが、これも失敗。
しょうがないのでバウから降りて、バウクリートを先にかけ、ポンツーンの船尾側クリートにシートを回し、そのままフネに乗ってそのシートを引っ張ることにしてる。
こうやってバタバタしながら乗ったり降りたりしてると、腰が痛くなるな。

やっと落ち着いて、エンジンを切る頃には汗が出る。冷や汗か?
で、いつも通りコックピットで一休み。この時間がまた好きだ。
が、いつもの何気ない風景にちょっとした変化が。
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 後ろ正面のフネが変わっていた。

新艇だ。ピカピカ輝いている。
前の船は「Dolphin」という船名だった。何人かのオジサンたちがたまにセーリングしていた。5月にみんなで宴会してたが…
船名を見るとギリシャ数字が書かれてあるから、同じ人たちのフネではないことがわかる。
あの人たち、フネを降りたんだあ。なんだかちょっと寂しいな。

今日は早く寝ようっと。



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