D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

やっとGWが終わった。この近辺は人も車も少なくて、とても快適だった。が、強風続きでフネには乗れず終い。まあ、家の用事もあったけどね。
GWで出歩いていたのは30代まで。結婚前は、明日からGWという平日の仕事終わりに車をとばして、福島のアダチ君の家に転がり込んだ。着くのは決まって深夜だったが、当時同じ独身でアパート暮らしの彼だったから全く遠慮せずに「また来たよ」ってな感じだった。
その翌朝には桧原湖でキャンプし、日がなウィンダミア号に乗っていた。
niji

GWに出かけなくなったのは先代コニーが我が家にやってきてからだ。その翌年には愚息が生まれて、とてもじゃないがどこかへ出かけようなんて思わなくなった。車の渋滞を考えるとぞっとした。
尤も、GW以外はやたらと出かけまくったが…
今では毎日がGW、なにも混みあう中に行かずともいつでも行ける。それに、休日のお楽しみということであれば、リルとフネで過ごすことがなにより。

いつも一緒に乗っているフネだが、よく「酔わないですか」とか「怖がりませんか」とリルの事を聞かれる。ラブラドールのように水が大好きな犬種と違ってシェルティは基本水嫌い。”ヨット犬”になるためには小さい頃から訓練がいる。なによりも、水濡れさせないことが必要だ。

ブログ仲間のポポさんから訊かれたので、ちょっと説明。

リルだって普通のシェルティ同様、最初は車でさえ15分持たずにゲーっ吐いてた。
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人と違い、どんな乗り物だってバランスが取れなければ気持ち悪くなる。動く箱に入れられて揺さぶられる訳だから当たり前だ。最初は抱いて安心させたりすることを皆さん同様にやっていたわけで、それは先代コニーが教えてくれた。
車に乗れば、みんなで遊べる。いつもよりたくさん遊んでビッケがもらえる。そうやって、次第に慣れさせていくと、自ら進んで乗り込むようになる。少しづつ距離を伸ばし、合間に休憩してたくさん遊ばせたり散歩させたりすると、いつの間にか長時間のドライブも平気になる。

フネは手漕ぎボートから始める。波のない湖や川で、車と同じように抱きながら安心させ、水に濡れることはないと教える。乗り終わったらビッケ、それから散歩やボール遊び。これをセットで行う。
ボートに慣れて安心できたら抱くのをやめる。最初は広げた足の間でじっとしてるが、だんだん動くようになってくる。この時が一番危ないからライジャケは必須。
半年もたつと、船縁に立ってあれこれ観察するようになる。
ボート

フネが車と同じく安全だと思い始めたら、次は波と音。ヨットもボートもエンジンで動くものは結構うるさい。犬にとって耳は最大の防御機能だけに、騒音で聞こえにくくなることは不安をあおる。
なので、最初はモーターボートをゆっくりと走らせて他の音が聞こえる余地を残す。
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波による横揺れや、水面を叩く音はとても怖いので、最初は港の防波堤内で。次は波の少ない日に堤防の外へ、少し速力を速めながら、短い時間で慣らしていく。
当然乗った後は陸で思い切り遊ばせて、ビッケをやる。(未だにヨットから降りるとギャンギャン催促するが)
なんだか楽しいし、こいつと居れば大丈夫だと認識させたら、次第に沖へ出て、フネでお昼を食べるようにする。

ボートはいつもより多くビッケをもらえて、散歩もできると嬉しそうに乗るようになったら、次はヨット。
ヨット特有のヒール(傾き)やタッキング(風上への方向転換)に慣れさせるには時間がかかる。それに、水しぶきがどうしてもかかる。不安定なことはボートの比ではないから、最初のうちはできるだけ微風の時に乗る。
私の場合、ジャックラインにリードを結び、とにかく落水しないようにした。
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後はもう慣れてもらうしかない。
フネに乗れば、ビッケがもらえるだけじゃ無理がある。
ヨットの場合はエンジン音がないので静かだ。大きな声で話さなくてもいい。それがリルを安心させる。いつも通りの声で話しかけ、こっちにおいでとか、タックするよとか言ってるとだんだんその言葉も覚えてくる。
最近では、「ブロー(突風)来るぞ」でデッキに上がってくる。
まあ、だいたいこんな感じ。
”教授”のように犬種がラブだったりすると、カモメを見ていきなり水に飛び込んだりするからヨット犬には向かないかもねえ。その手の犬種は飛び込ませない、泳がせない訓練が必要。

リルを見ていると普通に乗っているので、
「今度、自分ちの犬を連れてきていいですか」などと訊かれたことがある。
そりゃ無理だよ。

リルをマリーナに連れて行かないのは船底塗装の日だけ。作業は危ないし、かまってやれない。
その船底塗装は今週末。昨日はそのためのお買い物。
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 これで遊ぶからさ~








昨夜のボランティアはまったく役に立っていなかった。私が話しすぎた。
N-1合格を目指しているヘジンさんだから、相当程度日本語を話せる。もちろん聞くこともできる。意味不明なギャル語で生活している女子高生より、ずっときれいな日本語を話す。
ついついフリートキングが長くなる。
夢を語られることなどめったにないので、ついつい聞いてしまうし、私の愚かな体験談を話す結果になる。これがいけない。
だいたい、ろくな人生を歩んでない。まあ、彼女が楽しそうに笑ってくれていたのが救いだが…
別に彼女は落語を聞きに来てるわけじゃない。

例によって午前中は実家の雑用。
雨も降っていたし、息子は友人と旅行に出て行ったから(全然知らなかった)、午後は家で籠城かなあと思っていたが、昼前には雨が止む。
それでもいわゆるメイストームだった昨夜の名残風がまだ吹き荒れていた。
歓送迎会で二日酔いの家内はどこにも出ないぞという雰囲気を醸していたから、遅ればせながら3時ごろリルと二人でマリーナへ。
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 リルの友達のアオサギ。

強風波浪注意報が出ているマリーナはほとんど人がいなかったが、お隣のアウトレットはとんでもない混みよう。シャトルバス乗り場は長蛇の列だった。
混雑すると分かっているのに出かけるんだよねえ。そういうのも楽しみなのか?
ミナトでは本日国際仮装行列。近頃では「横浜パレード」という。急に言われるとなんのことかと思うのだけれど、確かに”仮装”からは程遠くなってきているし、ブラスバンドのマーチングも多いから”パレード”にしたいのだろう。
でも、国際仮装行列の方がいいね。そういうコンセプトを大事にすべきなんじゃなかろうか。
かつては青い目の領事館員たちがちょんまげ姿の武士になって歩いていたものだ。それがまた全然様になっていないから、沿道から笑いが漏れた。逆パターンで明治時代の様相で金髪のカツラを被った女装の役員連中もいた。どちらもおどけた仕草をするものだから、みんなで指さしてゲラゲラ笑ったものだ。
その国際仮装行列はもう伊勢佐木町を通らなくなった。これが一番寂しい。
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マリーナへは駐車定期券を買いに行く。三か月で1万5千円。私にはとても安く感じる。
昨夜未明の風雨はかなりすごかったので、一応点検。エンジンも動かしビルジもみる。
あとはリルとキャビンで頭の整理。
どうも最近、あれこれと忙しい。考えるべきことも多々ある。
キャビンは私の書斎でもある。
まあ、私が静かにしている横で惰眠を貪っている奴もいるが…
こんな時はあっという間に時が過ぎる。
気が付くと5時を回っていたので、アウトレット渋滞に巻き込まれないように家路につく。
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  ふぁー、よく寝た。

時々、リルが羨ましくなる。




この連休、見事なまでの快晴。でも、連日の強風。明日からは下り坂らしい。
唯一メーデーの今日だけが穏やかな風。
が、こんな日に限って朝から歯医者の予約。午後からは父のデイサービス。
天は我を見放したか。
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 散歩は楽しいよ。

恐怖の歯医者はほぼ3週間ぶり、今日はどんな奴が処置をするんだろう。と、前回の拷問を思い出し足取り鈍く、口数少なく診察券を出す。
まあね、前回の医者よりまともだったけど、強制的に30分も口を開かされて唇カサカサ、顎が痛くなった。途中でうがいぐらいさせろよ!
処置が終わって「えーっと、次回は…」などと言い始めたので、即座に処置の間が空きすぎると抗議。
で、あっさりと来週の月曜日になった。なんだ、早くできるじゃないの。これが終わったら絶対辞めてやる!
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 ネムネムになってきたよ。

父は今日が初めてのデイサービス。子供じゃないんだからお見送りはしない。
問題は母の方だ。独り留守番させるのはとても不安なので、父が送迎車で出て行った後に様子を見に行く。
この数日、父のデイサービスが始まることを日に3度言い聞かせ、カレンダーにも書かせ、今朝も電話で念を押したにも拘わらず、父が出て行ったであろう時間の直後の電話では。
「お父さんはちょっと出かけたみたいだけど、すぐ帰ると思う」とか言ってるので、デイサービスで夕方5時すぎでないと帰らないとまた説明。
「あら、そうなの?」 が口癖になっている。
それから10分後にリルを連れて実家へ行くも、また「あら、そうなの」の繰り返しだ。一事が万事で、根気よく何度も説明する。

それから3時間、母とだけ過ごす。
5年前までは少なくとも短期的記憶も普通の老人並みにあったのだけれど、あの頃は精神に異常をきたして大変だった。私が仕事を辞めた半分の理由はそこにある。
それから比べれば今はずっと楽なものだが、5分と持たない記憶だけに、普通の生活はできない。
脱水された洗濯物を日に何度も洗濯したり、乾した洗濯物が三日ぐらいはそのままになってたりする。
とにかく火を使わないでほしいのだが、自らやろうという気持ちを奪ってはいけないので、父とできる限り火を使わない食事を試みている。

何回も説明してやっとデイサービスに行ったことを認識できたので、疲れて帰ってくるであろう父のために二人で夕飯を作ることにした。
今日は暑いし、さっぱりしたものがいいと母が決めたのは刺身。それじゃあ、ただスーパーのパックになったものを買ってくるだけだから、鉄火丼を作ろうという事になった。
で、私は久しぶりの酢飯作り、母には近くのスーパーまでマグロを買いに行かせる。と、普通に書くけれど、海苔や米酢、寿司桶を捜すのに30分。買い物メモを本人に書かせ、財布のチェック。冷蔵庫を開けて副材やワサビなどのチェック。
だからさあ、今度の冷蔵庫は2段目が冷凍室なんだよ~
カチカチに凍ったオレンジジュースなどを移し替え。
父が帰るであろう5時すぎまで、鉄火丼とみそ汁作り。まあ、本人が楽しそうだからいいんだけどね。

後は丼に酢飯を盛り、刻み海苔をまぶしてマグロの刺身を載せるだけというところで辞去。
子供じゃないんだから、お迎えはしない。
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 マグロちょっともらったよ。おいしかった~

表題「諦めが悪かね、母ちゃんは」は山田洋二監督作品「母と暮らせば」のセリフ。
これから毎週、火曜日は「母と暮らせば」になる。
また海が遠くなるなあ。
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夕食後に実家へ電話。
父はデイサービスがとても気に入ったようで、「楽しかった」と喜んでいた。ヨシヨシ。
「で、夕飯どうだった?」
「夕飯? 夕飯たって、昨日食べ残した焼き魚だよ」
がびーん



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