きちんと日本語を教えることで定評のある日本語ボランティア教室だが、最近ベテランの方が休む率が高くなってきた。
勿論、家庭事情やご病気でのことだからそれはお互い様。
別教室に応援を頼むも、どこでも人手不足の状況は変わらない。そこではたと見回すと新人しかいないことに気づく。
夏休みをはさんで2か月以上は在籍しているが、到底教えられる状況にはないから、こちらが授業プランを作成し、資料も用意する。それも結構な負担になるから、今週は電話で先週のプランに沿って似たようなものを作ってくださいとお願いした。
この”お任せ”が良くなかった。私だって丸一日かかるのだから、彼女が今週のほとんどをそれに費やしてしまったらしく、元々の本業に加えてかなり無理をしたらしい。
今朝早くに、負担が大きいので辞めたいとメールが来た。
CIMG0662

慰留に努めたが、名前の呼び方がどうとか、最初の話と違うとかで、その決断は変わらない。
あれだけ熱意があって、授業できることを喜んでいて「機会を与えてくれたことに感謝します」などと言っていたのになあ。よくわからん。
まあ、確かに最初は誰かとペアを組んで進め方を覚えた方がいいと言ったのは私なんだが...
上級者クラスはほとんど日常会話ができる人たちだし、彼女自身、家庭教師をしているし、日中友好協会で中国人のこどもと日本語遊びなどをしているわけで、それほど難しくはないだろうと思った私がバカだった。
別に給料払っているわけでも、強制力があるわけでもなく、こうなると去るものは追わずだ。
先週遅れてきたOLも仕事が忙しいから今月いっぱい休みたいと言って今週は来なかった。同期で入った彼女が辞めたと聞いたら、それに続きそうだなあ。
やっぱりちょこちょこっと入門講座受けたくらいでは無理があるよなあ。これからじっくりと養成しようという矢先だっただけにショック。
FullSizeRender (19)

高齢化してきた教室の明日を担う若い人を入会させることが今年の課題だったけど、入会させた後の対応に苦慮したわけで、私にそこまでの力量がなかったということか。
なんだかそれも面倒くさくなってきた。

元々2年前に二人の大ベテランが高齢を理由にお辞めになった際、夜の部は終わりにして昼間教室一本で行くことが決まりそうだったところを、私が待ったをかけた。
働く外国人や留学生が多くなってきた昨今、昼間部だけではそのニーズを受け止められないと夜間部を残す意義を話して教室廃止をストップさせた。で、結果的に言い出しっぺの私が運営を任されたわけだ。
CIMG0654

ところがこの辺りから母の認知症が一段と加速して、私自身が続けられるかどうかの問題が突き付けられた。父が先に逝ったら、私が実家で在宅介護をしなければならない。夕飯の用意はどうする?薬はどうする?風呂も沸かせない母に寄り添うのはけっこうきつい。そんな状況を思い浮かべると、日本語教室ボランティアを続けることは難しい。だから、後継探しに奔走してきた。
いまの「しっかり教える」というやり方では経験と知識が必須。でも、たかだか10時間程度の入門講座では教えろと言う方が無理。異文化交流に軸足をおいて「楽しく学ぶ」に方向転換しないとだめかな?

最近はセーリングどころかマリーナさえご無沙汰してる。
極楽とんぼ生活は消えたな。
PA070735
 ちゃんと遊んでよ。