あたらしい痒み止めの飲み薬。これ、効いた。
一日一錠なのだが、飲んだ翌日にはピタッと痒みが止まった。
おお、このなんでもない朝は久しぶりだなあ、などと思っていたが、よほど強い薬なのかやけに気怠いし眠い。確か、車の運転はするなと言われたような…
まあね、どっちがいいかと言われれば、痒いよりはまし。
ただ、この全身麻痺状態でのボランティアは結構きつかった。しょうがないから新人のOLに手伝ってもらおうと出かけようとした矢先、
「今月も仕事が忙しいので一月休ませてください」とメール。直前にメールすることかねえ。
結局のところ入会して2回しか来てないし、そのうちの1回は45分も遅刻してきた。無理なら無理って言ってくれた方がいいんだけどな。
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今日は一月前に受けた健診とがん検診の結果を聞きに行く。(なんだか病院ばっかり行ってる)
先月の今頃はボランティアの資料作りと新人の対応に追われて、不眠が続いていたのだけれど、検査結果は全く問題なし。前立腺がんや肺がんもまったくなし。
「とても健康的な生活をしてますねえ」とか言われる。
いいえ、とも言えず、また蕁麻疹の薬でフラフラしてますと余計なことを言うと、アレルギー検査かなんかされるだろうから、にこやかに頷いて帰る。
結果的には良かったけれど、こんなことで半日つぶされたという思いがある。

昨日、アダチ君から手紙が届いた。
自分たちの思い出の地を歩いたので、さぞたくさんの文字が踊っているかと思えば、たった2行。
「いろいろありがとう。また会おうね。アダチ」
で、そのあと電話がかかってきて、在中の地図や写真の説明となる。
むー、かつては文字の方が圧倒的に多かったがなあ。文字を書くのが面倒なのだろうか。
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アダチ君がくれた写真。福島県いわき市。ウィンダミア号。

私も以前に比べると、面倒だとか億劫だとか、そういう風に思うことが多くなった。
でも、時々思うんだ。
”面倒”って、年老いた証拠だよね。
若い頃は失敗や無駄を覚悟で前進あるのみだったのに、歳を重ねて経験を積むと、何かをする前に面倒だとか億劫だとか思ってしまう。今の方が時間的余裕はあるんだけどなあ。
まあ、面倒で億劫だけど医者には行くな。

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 シャカシャカするのが好きなリル。

リルはこの数日、私に覇気がないことを敏感に感じて心配そうに私を見たりして、ぴったりと寄り添っている。時々、私の手を舐めて励まそうとする。
ちゃんと散歩には行くし、家の前でボール遊びもするんだが、この気怠さを病気と思っているんだろう。
「ちょっとお医者さんに行ってくるよ」という言葉が多くなったか?

今日は早く寝ような。