なかなか痒みが抜けない。
服用の2種類を飲んでいるが、決まって夕方くらいになると痒みが増す。もう、いい加減にしてくれ!
で、昨日は本牧神社に神頼み。
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横浜の奇祭「お馬流し」(馬首の亀を舟で流す)で有名な神社で、千年以上の歴史を誇る。尤も、戦後米軍に接収され、元々小港辺りにあったこの神社が現在の本牧和田に遷移されたので、古い感じはしない。
「お馬流し」の神事は永禄年間からというので450年というところだ。
漁業・海運の神様と知られ、境内の旗竿にはUWの信号旗(安航を祈る)が掲げられている。

御祈願をしたところで、本日はリルとフネへ。
さすがに11月ともなれば、最高気温が20℃を下回ってくるが、風が弱くて陽が射せばそれなりに暖かい。
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 半分くもってるよ。

波穏やかな微風。南の方は曇っているが北の方は晴れている。むー、ご利益があったか。
オニギリ買ってきたし、のんびり帆走だな。
また八景島付近でヨットの草レースをしてるので、今日は根岸沖をフワフワ。
横浜港にでも行くかな。
埋立地の工業地帯を目の奥から消し去り、本牧十二天の本来あった本牧神社の姿を思い浮かべてみるのもいい。
などと、適当に帆走していると、沖合に帆船を認む。「みらいへ」だ。
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 船長、敵スペイン船、左舷に見えます。

ここからはアダチ君の妄想になぞらえて、

「船長、アル・フトゥーロ号です!」
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 アル・フトゥーロ(みらいへ)

我が方の小型砲艦が寄ってたかって攻撃をしているが、砲門数に差があるので苦戦を強いられている。
デッドラインを突破されれば、戦列艦不在のプリモス軍港を落とされるのは必至。
なんとか、その行く手を阻まねば。
我が艦が最後の砦だが…
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 船長、焼き討ちしやすか。

この船を犠牲にしてでも、進路を阻まねばならぬ。
「ありったけの油を船に流せ、火を点けたら総員退避!これから体当たりして焼き討ちにする」
先任航海士の号令のもと、火薬と油が船倉から運び出される。岸からは遠くない、この水夫なら泳ぎ切るだろう。
「ランプの準備はいいか。総員退避用意。わしの体を舵輪に結べ!」
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 角度よし。

とここで旗艦月照号からの信号弾。
「やめて!」
ミス・リー提督からだった。講和条件が整ったらしい。
「攻撃中止だ、航海士君。面舵一杯!全帆展開、前を突っ切るぞ」
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 小型砲艦は全滅。

「船長、上に出ましたあ。砲門開いてます」
「砲門閉じ!油樽をしまえ」
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 威風堂々。

てな具合に、アダチ君が乗っていたら勝手にベラベラと一人で話してるんだろうなあ。
いつまでも少年だからなあ。

「みらいへ」は近くで手を振ると、振り返してくれた。
ここでゆっくり、リルとおにぎり。
食べ終える頃雨がポツポツ降り出したので、水嫌いなリルのために帰港。
帰港したら雨が止んだ。なんだよ~