D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

2017年11月

この三日ほど買い物に出ている。
お歳暮だの、ホームセンターだの、息子へのプレゼントだのといった具合だ。
もういい加減値札を見るのが嫌になった。年金は来月からだし…
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 オマエのビッケは確保するからな。はい、約束。

それでも、昨日はホームセンターに行きがてら保土谷の公園によって、それなりに紅葉を楽しんだ。
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 リルの苦手な子供がわんさかいる。

別に紅葉の名所というわけでもないが、我が家の近くの公園には紅葉や銀杏というのがあまりない。
それなりに大きな公園なのだが、県木・市木になっている銀杏の見栄えが悪い。
情緒のないリルには広場や芝生がお似合いだが、せめて地上にいる時ぐらい植物で季節を感じたい。『ウォーターワールド』じゃないが、一握の砂と一本の苗木では生きていけないよな。
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って、柄にもなくこんな悠長なことをしていたので、ホームセンターに行ったら買いたい物がちょうど売り切れになっていた。どうせヨットやバイクの補修機材なんだが…
仕方なく遅くなった昼飯を近くの商店街でとることにした。年末になると”横浜のアメ横”と言われて大賑わいになる商店街にはアダチ君の気に入りそうな”不可思議な店”があったので、取りあえず載せておこう。
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『インスタント沼』じゃないが、横浜の下町にはこうした怪しげな店が点在している。

マグロを解体しながらその場で柵にした切り身は実に美味そうだったが、それじゃあ昼飯にならないからと、フラフラ歩きながら、焼き芋の匂いを嗅ぎ、おでんの立ち食いを横目で見つつ、結局は中華屋さんで食べた。
陸にいると、ホームセンター、公園、中華屋で一日が終わるな…
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  散歩もあるよ。

もうすぐ息子の誕生日である。なんと二十歳になる。
日本語を教えてると、いつも訊かれる「はたち」と「はつか」。二十歳というのを「はたち」と呼ぶのはなんで?
本来「はた-(ち)」は二十の事で、”ち”は助詞。もともとは年齢を表すものではない。十重二十重は「とえはたえ」と読む。だから二十歳はむしろ「はたそ-ぢ」「ふたそ-ぢ」なんだけれど、
「歳はいくつ?」「はたちです」という会話は成り立つ。
「僕、いくつ?」「よっつ」てな具合。三十歳は「みそ-ぢ」、四十歳は「よそ-ぢ」。
分からなかったら「にじっさい」でもいいよ、などと犯罪者扱いのように教えている。実にいい加減この上ない。(でも、そういうとよく覚える)日本語の数の数え方は難しい。

まあ、最近は成人年齢が下がっているから、「二十歳の祝い」などという言葉は死語になるな。20歳は今やきりの良い年齢に過ぎない。
そのまま通過してくれればいいようなものの、過渡期の息子は一つ下の連中と成人式を迎えることになる。だから、ちょっと祝わなければならない。少なくとも「お酒は二十歳を過ぎてから」の標語は生きている。爺様も「誕生日に一杯やろう」とか言ってるし…だいたいビールをコップ半分も飲めないじゃないの。

で、家族会議の末それぞれが分担してプレゼントを贈ることになり、今日は電車に乗ってデパート。
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 今月の初乗車は一駅。

まあ、いいけどさ。でも、なんで私が一番高そうなものになるんだ?
爺様は居酒屋代を出すとか言ってたから、そこでバクバク食べてやろう。

ついでに銀行回りして資金調達。
生まれた時が悪いのか、産ませた私が悪いのか。せめて年金でるまで誕生日になるなよ~
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フネのバッテリー、なかなか買えません。








昨日もよく晴れた暖かい日だった。
ヤブ医者に行く日はいつもそうだ。こんな時は恨めしい。
インフルエンザ予防接種をしてもらう。リルもかかりつけのお医者さんで混合ワクチンの接種。だから昨日は仲良くワクチン注射。
主人に似て、リルも注射が大嫌い。動物病院に行くと分かると重石のように動かない。
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  え、注射するの?
リルの注射は予約だが、私は別に予約したわけじゃない。
まあ、同じ苦しみを分かち合うと言ったところか。激しい運動はするなと言われるから、二人ともおとなしくしているほかはない。
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それでも憎らしいほどよく晴れているので、実家の食料を買い出しに行って届けたり、ガソリンスタンドで冬用タイヤを付け替えたり、電気量販店で加湿器を買ったりして気を紛らわす。

で、今日もまた抜けるような秋空で16℃にもなる。しかも微風。まだ天に見離されてはいないな。
リルと早速にオニギリ買ってマリーナへ。
そろそろヨットのシーズンも終わりが近い。11月最後の週末だからたくさん出ているだろうと思ったら案の定だった。
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  久しぶりに富士山。

八景島沖ではクルーザーのレースもやっているし、学生ヨットもたくさん出ている。賑やかな海も久しぶりだ。が、おもいきり微風で風が東から南東、北東と振れ回る。レースは大荒れだろうなあ。
風に合わせてクローズを楽しんでいると90度も回ってしまう。うっかりすると木更津に向かっている。こうなりゃ適当。針路は南で適当にトリム。
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暖かいし、微風で波もなし。のどかに秋の空を楽しむ。
どこに行こうとか早く走らせようなどとはつゆも思わない。リルが居眠りしている顔を見ながら波切音を聞く。
2時間漂ってオニギリの昼飯。こんな時はリルも嬉しそうだ。
昼凪で風がクルクル回りだしたので、帰りは機帆走。
バッテリーがちょっと力ない。2番のハウス用はそろそろ替え時かもしれない。
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 サンフラワー号のドック入り。

静かな昼下がりとでもいうのだろうか、釣漁船は出ているが本船はほとんど往来がなく、モータークルーザーも滅多に通らない。ヨットはたくさん出ているのだが10mも離れれば無音に近い。
膝に乗ってきたリルの頭を撫でながら贅沢な時間を過ごせた。

早めに帰港してゲートを出ると、ハーバー課長がいたので先日の浸水ヨットの話を聞いてみた。
原因はP.S.Sグランドパッキン。
船内機はその動力をシャフトを通してペラを回すようになっている。つまり船底を貫通している穴がある訳だ。当然、船内に水が入らないようにグランドパッキンで水止めをする。
最近はP.S.S(パックレスシーリングシステム)というジャバラのようなゴムがついたグランドパッキンが主流。
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これでエンジンからのシャフトと船底貫通部から延びるスタンチューブを合体させ、水の侵入を防ぐ。
かつてのグランドパッキンから比べれば優秀なシステムだが、それでもOリングのような消耗品はあるし、振動で締め付けナットが緩むこともある。シャフトシールが原因だったとは。
ハーバー課長によると、船底塗装の高圧洗浄でスタンチューブに注水してしまうと、逃げ場がなくなった高圧水がジャバラを切ってしまうこともあるそうな。
浸水艇はここの亀裂が原因。係留時に点検できないから、次回上架した時にでも点検してみよう。自慢じゃないが未だ開けて見たことがない。
沈むのは嫌だよなあ。
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 散歩してかないの?


ちょうど去年の今頃、膝の痛みに襲われて整骨院やら整形外科に行ったりしていた。
夏ごろからひどい痛みはなくなって7月には整骨院を卒業し、ここまで割と順調に来ていたが、一昨日からまた痛み始めた。
どうも気温12℃が境界線のトリガーのようになって始まるらしい。しょうがない、冬場は動くなという啓示だと思って付き合っていくしかない。
で、我が家は一気に暖房態勢に入った。まあ冬眠態勢ともいう。
ついでに、フネにも暖房機を持ちいれた。
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  走っているときには使えない。

これから寒さに耐える帆走になる。冷たい北寄りの風は体感温度をぐっと下げるから、ゴワゴワの防寒着で乗るのだが、陽が差さない日はテンションが下がる。バタバタ動くと膝に来る。
なので、晴れた日にコーキングやメンテナンスを中心にマリーナ通いになる。まあ、軟弱な訳だ。
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  オーニングも立派な風よけになる。

横浜は意外と温暖なので、街中ではあまり風を感じることはない。
それでも、やっぱり日差しは欲しい。つまり1年中お天道様と行動を共にしてないと枯れてしまうわけだ。それに、もう蛍光灯の下でチマチマした数字を見るのはまっぴらごめんだしね。
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  日暮れは寂しいねえ。

今朝も昨夜からの雨が残り、リルがつまらなさそうにしていた。こういうのが一番切ない。
が、昼前には雨も上がって気温も久々の15℃越え。ってことは膝も大丈夫。風はビュンビュンだが、リルの散歩には絶好の天気。覚悟を決めてロング散歩。
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 舌を抜かれないように…

今日は祝日だから、街には人が溢れている。その分、商店街はこの時とばかりに掛け声にも張りが出て出血大サービス。しかも昼飯時と来た。
ここぞとばかりに焼き鳥や蒲焼の煙を漂わせ、匂いで集客してくる。
リルはもうキョロキョロのヒクヒク。主人の顔など見もしない。
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 おまえ、こっち見てないぞ。

食欲の秋だから、昼をとっくに過ぎた私の胃時計もグーグー鳴ってる。
こんな時はリルと一緒だと自分が食べたいと思った店には入れないから、一人の方がいいと思うんだが、一日二食のリルにとってはそれも残酷。
で、いつもの通り何かを買ってどこかのベンチでリルと一緒に食べることになる。
「ハンバーガー好きなんですね」と言われたことがあるが、あんなものは好きじゃない。そこしか入れないから食べてるようなもので、好んで食べるような代物ではない。まだ、たまに食べるフィッシュアンドチップスの方がましだ。
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  鼻が近いぞ!

リルと一緒だと電車にもバスにも乗れないし、食事もまともなものが取れない。温泉旅行にも行けないし、美術館も映画館にも行かれない。これが不便だと思って、先代コニーはよくペットホテルに泊まらされた。息子が小さかったせいもある。人並みにTDLにも連れて行ったし、年に3回は海外旅行もしてた。犬と幼児が一緒に泊れるところは本当に少なかった。
だが、コニーはその頃檻に入れられ、いつ帰るとも分からない主人たちを一日千秋の思いで待っていたわけだ。
「コニーちゃん、とってもおりこうさんでしたよ」
毎回そんな風に言われて、さすがはコニーとちょっと誇らしい気持ちにもなったものだ。そうやって、いつも自分たちの楽しみを優先させてきた。

リルにはそんな思いをさせたくない。
甘えん坊のリルだから、とてもじゃないがホテルに置き去りにはできない。
家人がいれば出かけられるが、誰もいなければせいぜい半日ゆっくり昼寝をさせてやるくらいだ。それもせいぜい週に1度あるかないか。
不便といえば不便だが、それが普通の生活になる。いや不便だとはあまり思わなくなったな。
リルと一緒にいる方が幸せだと感じることの方が多い。
リルとお日様浴びながら食べるおにぎりやパンはとっても美味しいものなあ。

今日もモスバーガーをテラス席で食べ、ベンチで今川焼。
でも、いっぱい散歩したよな。
帰る途中、新しいテイクアウトの店を発見。
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次はここだな。

急に寒くなって、散歩も億劫になりがちだがリルにとってはベストシーズン。ヌクヌクと着込んで朝遅く出かける。一旦家を出たからにはちょっとやそっとの散歩じゃ暖まらない。自ずと長い散歩で坂道を行く。当然、最後の方は息を切らして汗びっしょりで、着込んだ物が煩わしい。
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  何やってんのよ。

勝手知ったる街なのに、つい目と鼻の先にある平屋のご主人が亡くなっていたことに気が付いたのは先週の事。
いわゆる独居老人だったから、町内の掲示板にも訃報は載らなかった。
あまり人好きではなかったようで近所でも誰かが話をしている姿は見かけなかったが、庭には本当に美しいバラを何十種類も植えており、一本一本名札までさしてあった。
私はあまり花に詳しくないが、バラ好きのご近所さんによると大変貴重な種だという。
道行く人もその丹精込めたバラにしばし立ち止まって鑑賞するほど。

その人が亡くなったのを知ったのは、解体工事の音だった。
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産廃物の搬出のため、花の咲いてないバラの蔓をネット毎なぎ倒し、引っこ抜き、切り刻んだ。
誰がこの暴挙を許したのか。
独居ということは、孫子も寄り付かず、親戚縁者からも遠ざかっていたということなのだろうか。
遺品とは言わぬ、せめて解体屋に頼む前に「ご自由にバラをお持ち帰りください」と貼紙の一つも出せなかったか。或いは、自分とともに焼いてくれと遺言できなかったか……

翌々日にはユンボで、あっという間に古家を取り壊した。
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解体屋を悪く言うつもりはない。それは彼等の生業だし、そこにどんな生活があったかなんて考えてたら仕事になるまい。その前に粗大ごみ回収業者が来ていたはずだが、バラなどには目もくれなかったのだろう。
それから、5日後には見事に整地され、不動産屋の旗と”建築条件付き売地”の看板と、ご丁寧に”モデルプラン”まで提示してあった。
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あまりに早い成り行きにポカーンと口を開けて見ていた。というか、嫌でも目に入った。
この家の周りもこの7,8年で建った家だが、その前はずっと駐車場と空き地だった。年明けにはまた、同じような家が建つのだろう。それも横浜。
それにしても、いったいいつ亡くなったんだろう。一月前には庭の手入れをしてるご主人を見かけたような気がするのだけれど…

明日は我が身。
近い将来訪れるだろう実家の処分。
想い出の品の数々を皆さんはどうしてきたのだろう。
物にはあまりこだわらない方だが、そこにあった幸福の形は留めておきたいとは思う。

昨日は11℃、今日は12℃。とても水を見たいとは思えない。まだそこまで体が追いついてない。
犬仲間の皆さんもさすがに出不精になっているようで、近くの公園は我が家の庭になりつつある。
少し走ってリルと遊んでやると図に乗って、リードしたままギャンギャン吠えまくり縦横無尽に走り回るから一喝!
おすわり‼
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   なんでよー

オマエは何も持たないからなあ。それが一番自由かもな。

「あったかくなったら行くよ」
と言いながら、もう暖かいも暑いも通り越して寒い。
ターホーに約束した伊豆高原のリゾート(彼の職場)、忘れていたわけではなかったが、彼の仕事が忙しく連絡してもなかなか都合がつかなかったこともあり、寒くなってやっと約束を果たす日がやってきた。しかも、連絡をしたのが昨日のこと。
彼が同期の同僚の死去を知って横浜にやってきたのが2月だから、ずいぶんと日が空いたものだ。
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  大島が近くに見える
リルと泊まれて遊べる施設があるホテルだから、一緒に連れて行きたかったが、じっくり膝を交えて話をするにはちょっと邪魔だし、また長いドライブだからリルにとっては苦痛。
次は家族でゆっくり泊りがけで来ることにして、私は約束を守るために「走れ メロス」。
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  伊東マリンタウン

閑散期とは言え、彼は普通に仕事中。人気のある”わんわんP”だから、11時チェックアウト後に着き、15時のチェックイン前には辞去しなくてはならない。
途中、伊東マリンタウンで時間調整して11時15分ぐらいに着いた。

なんだかんだ言っても伊豆は暖かい。横浜と2℃くらい違う。
大島、利島、新島とくっきり見えるほどの秋晴れ。やっぱりリルも連れてくればよかったかなあとちょっと後悔。
フロントでマネージャーである彼を呼んでもらう。
昨日会ったように気さくな顔で迎えてくれた。
客がまだたくさんいるロビーで海を見ながら話す。
若手社員の待遇やら、年金やら、ヨットやらその他もろもろ。1分として話が途切れない。
珈琲をすすり終わる頃には大きな窓からの陽光で暑いくらいだったので、ついでに施設見学。
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「チェックアウトしても、客はそのまま居座ってみんな遊んでいくんだよ」
確かに、ロビーにもドッグランにも小さい犬たちがキャンキャン吠えて嬉しそうに跳ね回っていた。
ナオト氏の末っ子じゃないが、陸より水が好きなラブ達が時折ざぶーんとプールに飛び込んでいたりする。
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「あのままレストランに来るからねえ」
とまあ、これじゃ昼もなかなか休めない。
私と八ヶ岳で働いていた時も、まともに昼飯をとったことなどなかったっけ。
いつもチェックイン前のわずかな時間に物を無理矢理胃に流し込んだっていう感じだったからなあ。

彼はすでに定年退職してる。
今は再雇用という形でこの宿泊施設を任されている。いろんな意味で彼はこのグループ会社では有用な人物なので、会社側が辞めさせてくれない。それでも就業規則上は一度定年になる。
別れ際に、
「辞めさせてくれないけど、辞めたら何していいかわからん」とも言っていた。
「キャンピングカーでも買って日本中回ってみるかな」
それでも、40年働いてきてすっかり仕事と生活と生きがいが一緒になってる、なんだか職人みたいだった。なにより楽しそうだ。
「無理に辞める必要はないよ」
そう言って別れた。

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帰りもさらに晴れて気持ちいいドライブとなった。
網代や小田原に寄ってたくさん土産を買った。っていうか、自分が食べたかったものを買い込んできた。
夕方に帰宅。
リルは土産の干物や昼に食べた鯖の味りん干の匂いを嗅ぎつけ、その置いてけぼりをなじり、私に体当たりをしてくる。疲れてはいたけど散歩に連れて行き、伊豆のリゾートの話をしてやるのだった。
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  邪智暴虐の王だ…

今度みんなで行こうな。


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