もう2週間もフネを放りっぱなしにしている。
本当ならもうとっくに初乗りをして、冬の冷たさを思い知ってるところだが、やたらと風邪が長引いてほとんど家の周りから出ていない。
先週の風邪は確かに風邪だったけれど、このしつこい第二波は症状から見てもいわゆるB型インフルエンザで、たまたまワクチンを打っていたから悪化しないで済んでいるという感じだ。
今朝も本調子には程遠く、売薬を飲み、いい加減飽きたソファに寝ころんでいた。
この10日くらいで視力も落ちたし、首には張ったような痛みがある。やれやれだ。
今年の運勢は大凶。「病災に注意」とあった。こういう時だけ納得する。大概悪いことは暦のせいにして、日ごろの不摂生を棚上げすることにしている。
昼食を食べた後に少し調子が戻ってきたので、リルを連れてマリーナへ。
大丈夫かなあ?
少し良くなるとバタバタ動いて、より症状を悪化させるという実に愚かな繰り返し。それも重々承知。
ましてやこの冬一番の寒波が来てるというのに、ぼやけた頭で行ったからとてなにができるわけでもなし。せいぜいリルの散歩と気分転換。
本日の最高気温7℃。朝は氷点下だった。
日本海側の豪雪地帯や山国の寒さに比べたらどうってことないけれど、温暖な横浜にあって7℃というのは結構限界点なのである。私の個人的な体感では無風状態で8℃までが蠢き可能な気温。
ボランティアで韓国人のヘジンさんに「今日は風も冷たくて寒いですねえ」と言ったら、「春のように暖かいです」と返された。韓国人に対する挨拶ではなかったな。尤も、インド人やバングラデシュの生徒さんたちは全く来なくなったが……
弱い南風が吹いていたけど、これが妙に冷たい風だから北西の山々から巻き込まれてきた風なのだろう。とてもコクピットでのんびりできるような感じではなかったのでキャビンに入ってストーブをつける。
キャビンの半分は喫水下なので、海水温の方が高いこの時期だと外より暖かい。それに密閉された空間だからすぐに暖かくなる。
久しぶりだからか、なんとなく懐かしいような居心地で、リルもバタバタ動き回っていた。
どうせ寝てるだけなら、寝袋持ってきて寝てようか。などと、また悪化の起因になるようなことしか考えなくなるな、ここは。(と、環境のせいにする)
リルを枕にキャビンシートに寝ころんで、音楽を聞き、お茶の一つも飲むと少し動きたくなる。
で、エンジン始動。
バッテリーも替えたばかりだし、燃料も暮れに入れたから快調に動き出す。ガタゴト、ガタゴトと息するがごとく動くディーゼル音は少しうるさいけれど、なんとなく愛着がわく。
映画「Uボート」で神経神経耗弱に落ちいった機関士が沈んだ潜水艦を動かすために不休の作業をするシーンがある。もう空気もわずかなところまできて皆が死を意識し始めた頃、ヌーッと指令室に現れて「船長、直りました」とボソッというのである。動き始めたディーゼル機関に、彼は頬摺りしてその音を愛おしむ。
てな事を思い出しながら、その愛着あるエンジン音を聞く。
おフネ走ってないよ~
小一時間ほど、クラッチを切ったまま回転数を上げて回しておいた。
気が付くと4時を回っており、日が傾きだしたので帰ることにする。
釣りボート組の人たちやレンタルボートの連中が帰港するころで、冬でも風防のあるボートはいいなあと思ったりもする。
これでおしまいかよ。
まあ、とにかく初マリーナ。これで明日から具合が悪くなっても心置きなく水曜まで寝てられるな。
本当ならもうとっくに初乗りをして、冬の冷たさを思い知ってるところだが、やたらと風邪が長引いてほとんど家の周りから出ていない。
先週の風邪は確かに風邪だったけれど、このしつこい第二波は症状から見てもいわゆるB型インフルエンザで、たまたまワクチンを打っていたから悪化しないで済んでいるという感じだ。
今朝も本調子には程遠く、売薬を飲み、いい加減飽きたソファに寝ころんでいた。
この10日くらいで視力も落ちたし、首には張ったような痛みがある。やれやれだ。
今年の運勢は大凶。「病災に注意」とあった。こういう時だけ納得する。大概悪いことは暦のせいにして、日ごろの不摂生を棚上げすることにしている。
昼食を食べた後に少し調子が戻ってきたので、リルを連れてマリーナへ。
大丈夫かなあ?
少し良くなるとバタバタ動いて、より症状を悪化させるという実に愚かな繰り返し。それも重々承知。
ましてやこの冬一番の寒波が来てるというのに、ぼやけた頭で行ったからとてなにができるわけでもなし。せいぜいリルの散歩と気分転換。
本日の最高気温7℃。朝は氷点下だった。
日本海側の豪雪地帯や山国の寒さに比べたらどうってことないけれど、温暖な横浜にあって7℃というのは結構限界点なのである。私の個人的な体感では無風状態で8℃までが蠢き可能な気温。
ボランティアで韓国人のヘジンさんに「今日は風も冷たくて寒いですねえ」と言ったら、「春のように暖かいです」と返された。韓国人に対する挨拶ではなかったな。尤も、インド人やバングラデシュの生徒さんたちは全く来なくなったが……
弱い南風が吹いていたけど、これが妙に冷たい風だから北西の山々から巻き込まれてきた風なのだろう。とてもコクピットでのんびりできるような感じではなかったのでキャビンに入ってストーブをつける。
キャビンの半分は喫水下なので、海水温の方が高いこの時期だと外より暖かい。それに密閉された空間だからすぐに暖かくなる。
久しぶりだからか、なんとなく懐かしいような居心地で、リルもバタバタ動き回っていた。
どうせ寝てるだけなら、寝袋持ってきて寝てようか。などと、また悪化の起因になるようなことしか考えなくなるな、ここは。(と、環境のせいにする)
リルを枕にキャビンシートに寝ころんで、音楽を聞き、お茶の一つも飲むと少し動きたくなる。
で、エンジン始動。
バッテリーも替えたばかりだし、燃料も暮れに入れたから快調に動き出す。ガタゴト、ガタゴトと息するがごとく動くディーゼル音は少しうるさいけれど、なんとなく愛着がわく。
映画「Uボート」で神経神経耗弱に落ちいった機関士が沈んだ潜水艦を動かすために不休の作業をするシーンがある。もう空気もわずかなところまできて皆が死を意識し始めた頃、ヌーッと指令室に現れて「船長、直りました」とボソッというのである。動き始めたディーゼル機関に、彼は頬摺りしてその音を愛おしむ。
てな事を思い出しながら、その愛着あるエンジン音を聞く。
おフネ走ってないよ~
小一時間ほど、クラッチを切ったまま回転数を上げて回しておいた。
気が付くと4時を回っており、日が傾きだしたので帰ることにする。
釣りボート組の人たちやレンタルボートの連中が帰港するころで、冬でも風防のあるボートはいいなあと思ったりもする。
これでおしまいかよ。
まあ、とにかく初マリーナ。これで明日から具合が悪くなっても心置きなく水曜まで寝てられるな。