2017.6.22

シリンダーヘッド等の交換修理代金を支払いにマリーナの海王さんの所に行く。
長距離運転と昨夜のボランティアで、さすがに疲れを感じていたから、端からヨットに乗ろうなどとは思ってない。
でも、せっかくここまで来て何もしないのも時間の無駄だからと、海王さんにオイルとオイルエレメントを揃えてもらった。ついでにオイルチェンジャーも借りる。
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最後にオイル交換してからまだ半年も経っていないが、シリンダーヘッドも新しくしたし、これから猛暑の夏になるとオイルの劣化が著しいので、ここはすっぱりあたらしくしよう。

オイル交換自身はそんなに難しくないのだが、一緒に替えるオイルエレメントの着脱でいつも失敗してはオイルまみれになっている。
今日は万全を期し、あえて白いズボンなどはいて挑戦。自分の習熟度を計る。

さあ、始めようかと乗り込んだところで、
「アホイ!」と声をかけられる。このYBMでそう声をかけてくるのは二人しかしない。
隣のポンツーンを歩いていたのは”教授”だった。
彼の自作ディンギー「ナンシー号」の進水式以来だから、三週間ぶり。ただ、なにかバタバタとしていたからそれがずいぶん前の事のように感じる。
Beachboys号の船長も一緒だ。
今日は船検の中間検査で来たという。二人して御来訪してくれたのでリルは大喜び。
自作の本棚が見たいという教授に図工2の神髄を見てもらう。
しばらくお話をしてから、これから二人で食事するというので、教授にマックの出前をお願いする。

で、早速にオイル交換。
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エンジンを10分ほど動かしてから、30分待ってチェンジャーに古いオイルを吸い取らせる。
新しいオイルをギヤに0.2リットル、エンジンに1.3リットル。まあ、だいたいこんなもんだ。実際の容量はもう少し多いのだが、古いオイルがどうしても残るからこの程度でとどめておき、後はゲージを見て少し足したりする。

次に問題のエレメント。真横に付いてるから、オイルレンチで緩めた後、クルクル回してスポッと外すと中の真っ黒なオイルがごぼっとこぼれる。最後の一回しの時にウェスをあてがって、上向き加減で抜き取ると被害が少ない。で、即ビニール袋に入れる。
結局はどうやっても多少こぼれるけどね。
今回はまあまあ。
被害は最小限に、そして服も汚さずに済んだ。まあ、手の方はベタベタになるけど…
新しいエレメントは装着時パッキン部分にオイルを塗る。
この作業はどうあっても写真は撮れないなあ。そういう余裕はないね。
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  ちゃんと見張ってるんだよ。

今日は湿度が高くて、キャビンは低温サウナ状態。こぼれたオイルよりも流した汗の方が多かったんじゃなかろうか?
全て終了させて、エンジンを回してみると、そりゃあもう実に軽快な音。イイネ!

エンジンルーム下をウェスで拭いていたら、丁度教授がマックを持ってご帰還。
油まみれの手をぬぐって、コクピットで食べる。オイル味のフレンチフライもなかなかおつなもの、でもないか…
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 クン、クン。これもいい匂いするよ。

Beachboys3人組は今夜船上パーティーになったらしく、教授も夕刻まで時間を持て余しているご様子なので、本当なら一緒に帆走でもしたかったのだけれど、完全にベタ凪。
私もしとど汗をかいて、余計疲れたからしばらくコクピットでおしゃべり。

オイル交換はこれで終わらない。
チェンジャーに溜まった古いオイルをヤードの廃油庫に捨てなければならない。劣化した硬いオイルだとこれに結構時間を取られる。
今回はまだ新しめのオイルだったので、割とサラッと捨てられた。

教授とポンツーンを散歩して気になるフネを見学。
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また、フネに戻って、教授差し入れのチョコ入りスコーンでおやつ。
リルもしっかりお余り頂戴し、ご機嫌だった。
今日は教授とたくさんお話ししましたあ。

明日こそグータラパパするぞ!