2017.8.13  曇り 31℃

この二日間、リルと息子と一緒にマリーナに行っている。
昨日も涼しかった。
マリーナのピーター・ダック曰く
「今年は楽させてもらってますよ」、ってな具合だ。
ミス・リーが月照号の船底塗装をしていた。いつも夏場に上架してるが、今年は仕事が進むのじゃなかろうか。
8月にやっておけば1年はもつ。でもなあ…そこまでの体力ないなあ。
IMG_4607
教授のディンギーの取材はいつ記事になるのかと訊かれたが、私もよく分からない。
編集デスクの裁量の問題でしょうね。

15時過ぎには出港した。順風弱の4~5m/s、北東の風。この時期に北寄りの風だからねえ。
マリーナを出る時に「鬼号」を見た。鬼号には一杯クルーが乗っていたが、誰が船長かはすぐに分かった。
ミス・リーが教えてくれた雰囲気や容貌に間違いはなかった。
手を振ってのご挨拶。もちろん返答がある。
IMG_4610

長いセーリングはできない時間だったが、昨日は息子にセールアップからダウンまで一人でやらせてみた。
勿論、離着岸もだ。
いくつか注意をしたが、ほぼ操船は問題ない。まあ、それだけでシングルハンドは無理だけどね。
ヒヤッとするような体験を何度か積み、安全の確保と、問題解決能力のノウハウを学べば、近場のセーリングぐらいできるようになるだろう。
FullSizeRender

私が教えてやれるのはこんなものしかないからなあ。一子相伝だな。

リルは久しぶりのセーリングにご機嫌。なにしろ涼しいしね。
リルはリルでヒール時のポジションをきっちり身につけている。
IMG_4614
 ヒールした時は風上のデッキにいるんだよ。

セールトリムとティラー操作を教えながら、浦賀7番浮標まで全部息子にやらせる。   
浮標について後ろを振り返らせると、その距離に満足そうな笑みを浮かべていた。 
IMG_4616
まあ、なんでも自信をつけることが一番なんだよな。
2時間半ほどで帰港する。

帰港後、フネ洗いしてる時にブームのスタックカバーにほつれがあるのを発見。
うへー、また縫製工かよ~
とは言え、もう辺りは暗くなり始めており、作業は翌日に回して帰る。

血だらけになるのを覚悟しつつ、息子に手伝いを願い出て朝早くマリーナに行く。
この手のカバーはミシン縫いされているが、1年中風雨にさらされたり直射日光に当たっている訳で、生地が丈夫でもだいたい糸が先にダメになる。
なので、少しでも長持ちさせるためにはセイル補修用の太い蝋塗りの糸がいい。
まあ、器用な人ならそれでスイスイと手縫いできるんだろうが、なにしろ私は図工も2なら家庭科も2。
極めつけの裁縫音痴ときている。
そこへいくと我が愚息、図工も5なら家庭科は4。圧倒的な隔世遺伝の典型。
要領を教えると、結構時間をかけながらもきっちり縫っている。
CIMG0637
 オマエ、やっぱり職人向きだよな。

途中からほとんど息子頼みとなり、私はキャビンのマットを天日干ししたり、扇風機回したり、日傘で影を作っていただけ。
途中でヤマネコ号の船長が訪ねてきた。今日はシングルハンドでセーリングするようだ。
今日は微風で日差しもあるから暑くなりそうだ。

朝方はキャビン内はそれなりに涼しい。
リルは役に立たないので、キャビンで扇風機を独占。
CIMG0636
 ハッチを開けると涼しいよ。

最初は50cmくらいのほつれだと思ったが、縫っている間に弱くなった糸がどんどん切れていくからキリがない。
当初は10時までには終えるつもりだったが、結果的に1時間オーバー。
なにしろ立ち仕事なだけに、途中で水分補給させながら交代しての共同作業。
なんとか2mほどを縫い上げた。
が、その差歴然!


CIMG0641
 右側の方が私、左側のラインが息子。

むー、ちょっと親としての立場がないな。
これが家庭科2と4の差な訳だ。
まあ、こういう時はいっぱい褒めるようにしている。豚もおだてりゃ木に登る。
当面専任縫製工だな。

帰りがけヤードを覗くとミス・リーご夫妻がほとんど船底塗装を終えていた。
”こだわり”のペラ塗装もうまくいったようだ。
明日下架するという。
リルと一緒じゃなきゃ手伝えるんだけどなあ。

夜、アダチ君から電話。キャンプ合流の確認。
そいうえば、まだ何にも用意してない…