本日も最高気温23℃。5月中旬?頃の陽気。しかも、晴天、弱風の南風4~5m/s。
リルが一番好きな天気となれば、マリーナへ行くしかない。
いつも同じところばかり走っているようだけど、風をつかまえて走るヨットってやつは飽きないんだなあ。贅沢な時間と風との会話以上に私を満足させてくれるものはない。
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 呼んだ?

が、マリーナを出てセイルアップするときに、ラフスライダーがスライダーストッパーに引っかかって上に昇っていかない。
またかあ。
この一年くらいはなんでもなかったけど、ストッパーを固定してるネジがバカになっていて、マストから浮いてしまい、それにスライダーがはまってしまうことがあった。
一旦おろして応急処置。こういう時もフネはエンジンで微速前進しているので、マストからコクピット、そしてキャビンに入り、マリントイレの棚から工具を持ってくるのを素早くやらないといけない。
もちろん、応急措置に時間をかけてはいられない。最悪の場合は引き返す。
のんびりと贅沢な時間はどこへやら。
太めのネジと養生テープでなんとかその場をしのぐ。
しょうがない、早めに上がって修理しなきゃ。
で、今日は早上がりを決め込んで八景島に目的地を定める。
ひと心地着くと、春の海はのどかだ。
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暖かくて風もいいから、いつもよりはヨットやボートも出ているが、週末の賑やかあさとは比べ物にならない。これぞリタイア組の特権。
花見でギャアギャア騒ぎたい人もいるだろうが、ゆったりと自然に触れたい人間もいるのである。
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 リルと一緒に過ごせることがまたなによりの幸せ。

八景島には桜がほとんどない。あっても若木ばかりで見ごたえがない。
街中は今桜が満開で、昨夜ボランティアに行く途中、しばしバイクを停めて見ていた。
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 屋台の灯りも一つの風情。

で、八景島の内湾で一休みし、辺りを見回すと、遠目に霞がかったような桜が見える。霞か雲か、という具合である。
私のスマホカメラではとてもそこまでの望遠機能はないから、シャッターを切ってもあるのかないのか分からないぐらいにしか写らないが、遠視(老眼ともいう)の私にはそれでもちゃんと見えている。
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  野島

ここでモグモグタイム。
毎度のことながらオニギリ。リルは私がこぼすのを手ぐすね引いて待っている。
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 ウィンナー狙いか。

八景島の内湾でヒーブーツーするのは無理。島だけに回り込んで入ってくる風がある。
ジブをファーリングし、メンをシバーさせるのが常套手段。
春休みとあってあちこちからキャーッという悲鳴があがる。コースターやウォータースライダーに乗ってるギャルの絶叫だが、はたで見てるとスリルを楽しんでいるのか、日ごろのうっ憤を晴らしているのかよく分からない。惜しみなく大声を出したいっていう感じだ。
リルはその都度悲鳴の方を見る。

帰りは南風が心地よい。
おなじみの、のんびりヨットと行き交う。
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 面識はないがいつも一緒の31ft艇シングルハンダー。

今日は木曜日だから、シングルハンドのヨットはお医者さんかもしれない。
でも、八景島からだとすぐマリーナに着いてしまうな。
帰港して、さっそくスライダーストッパーの修理。

やはりネジがダメになっている。
グルーブを挟んでステンの板金が2枚付いているだけで、セイルを取り外す時にその板金を取るだけだ。1枚取れればセイルは抜ける。
面倒だから瞬間接着剤で馬鹿になっている方の板金をマストにくっつけた。シリコンスプレーを施すと全く問題はない。まあ、これでちょっと様子をみよう。

この後見知らぬ方に声を掛けられる。
YBMクルージング・クラブの代表だった。外洋艇や外国からの寄港者をもてなすのが主な趣旨。
良かったら入りませんかと誘われた。確かキャッツさんもメンバーだったはず。
アルコールは制限されてるし、パーティとかがあると車で来てるからフネに泊まらざるを得ないしなあ。もともとパーティは好きじゃない。外国からの訪問者は歓待したいけれど、いまいち興味がわかないなあ、と思っていると、
「一人で乗っているより、みんなでワイワイやる方が楽しいですよ」の一言。
これ、オブジェクション!
先輩方もそうだったけれど、どうも団塊世代は集まることが好きらしい。