D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

カテゴリ: 家族

ワールドカップの初戦、コロンビア戦。2-1で勝利。
開始早々相手の信じられないハンドでPKをもらって、尚且つその選手はレッドカードで退場。
しかも前回大会得点王のハメス・ロドリゲスはベンチスタート。
これで負けがなくなったと誰もが信じただろう。まさか前半のうちに追いつかれるとは。
前回大会の同じ数的優位に立ちながら0-0で終わったギリシャ戦がちょっと脳裏をかすめたね。
なんとか勝てて、本当に良かった。

今日は台湾から遊びに来ている許さんとお昼を一緒に食べる。
海外旅行では時間がとても貴重なだけに、私と会おうとしてくれた許さんに感謝。
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 食事したところからの風景

日本語ボランティアしていると、情けないほど徒労感を味わったりするんだけれど、たまにこうして帰国してからも会いたいと言ってくれる生徒がいる。
こんな時かなあ、ああボランティアをやってて良かったと思うのは。
本当なら、夜まで一緒にいたかったけれど、今日は”母と過ごせば”の日。彼女もその辺の事情はよく理解してくれている。
食事だけの2時間半はそれでも日本語の誤りを訂正しつつ、ずっと話をしていた。
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 許さんのお土産。

和食が食べたいというので、金目鯛の煮付けや海老天などを食べさせたが、一箸ごとに思い出を刻むように食べていた彼女だった。そして、いろんなことを話した。近しい友達にしか話せないことまでじっくりと聞いた。
彼女は台湾でとあるメディアの記者をしているが、最近どうも行き詰っているようで、こんな短い時間にも拘わらず、後半は人生相談的な会話になってしまった。
でも彼女が時々涙を見せるのには参った。慌てもしたが、なにか、自分がとても信頼されているようでこそばゆかった。
「もっとたくさん日本語を勉強して、先生とたくさん話がしたいです」
そんな風に言ってくれる彼女だった。
明日帰る彼女に、なにも持たせず最後はいそいそと家に帰ることになり、なんとなく置き去りにしてしまったようで後ろめたい。可哀そうなことをした。
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今日から三日間、家内が仕事でいない。
バカ息子の食事も作らにゃならない。
実家に行く前に買い物をして、カレーを作る。明日はボランティアで作れないからだ。それにこれは実家分も含む。
ただ、ちょっと時間が無さ過ぎた。父はあまり辛いのが好きではないから2種類作らなければならない。
届けに行ったときには、父がもうデイサービスから帰ってきていた。
これじゃあ、”母と過ごせば”にならないじゃないの。
「あら、カレー作ってきてくれたの」と嬉しそうな母。
「いっぱい香辛料使ったからちょっと辛いかもしれない」
「昼にレトルトのカレー食べたんだよ」と、がっかりする父。こんな時は認知症の方が嬉しい。
「冷蔵庫に入れないで、薬と思って夕飯に食べてよー」

まあ、こんなもんだ。

昨日は午後にガスの点検があるから、ちゃんと対応するようにと申し渡された。
セーリング日和ではあったけれど、一昨日フネに乗ったせいか腰の痛みが引かず、体もこわばった感じだったのでちょうどいい休養だな。
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で、医療費の還付請求だの同窓会の欠席通知だのと、どうでもいい事務的な作業をこなし、リルと散歩していた。
梅雨前の湿度たっぷりの快晴は、さすがに汗ばむ。
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 勝手に先走るな。

午後は家事に勤しむ。各部屋の扇風機を取り出し、家中をスチームがけしてたら余計腰が痛くなった。これならフネでのんびりしてる方が良かった…
ガス点検はものの5分で終わり。こんなもののために一日を無駄にしたか。
すでに3時を回っており、今更マリーナへ行ってもなあと腰が痛くて動けない事の言い訳材料にする。
妙な汗をかいたので夕方までゴロゴロしていた。
リルもガス点検員にありったけの無駄吠えを浴びせて私に叱られたので、横でしゅんとなっていた。
夕方散歩。
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 これが梅雨前最後の夕焼けか。

今朝、腰が痛くてなかなか起き上がれない。こいつはいよいよまずい状態になってきた。
医者は大嫌いだがかくなる上は是非もなし。隣駅の整形外科に行く。
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腰痛の85%近くは骨とは無関係だという事は知っている。それでも万が一ということもある。
1時間ほど待たされて、レントゲンを撮ってもらう。
結果、骨棘が少々あるものの椎間板とかには異常は認めず。
だいたい整形外科なんてこんなもんだ。
世に多くの痛みを抱えている人たちがいて、そのほとんどが原因不明の烙印を押される。うっかりするとギックリ腰さえ背骨とは無関係だからと痛み止めと湿布薬で帰される。
まあ、骨には異常がないことだけは分かった。

昼近くになっていたので、ボランティア後に行っている中華屋さんでランチ。
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 白身魚の甘酢あんかけ これに杏仁豆腐がつく。

明日もそうみたいだが、ここのところ水曜に限って雨が降る。我が家から教室のある施設までは通常ミニバイク。雨の日は車で、終了後にサポーターの人たちを家の近くまで送ってあげるのでこの中華屋さんには来られない。毎週必ず食べているこの店だから、2週も空くとアヘン患者のように食べたくなる。

それから、地元商店街でちょっとお買い物。
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本日は”母と過ごせば”の日。ついでに、おやつのイチゴ大福を買う。
最近は、「火曜お菓子の日」になりつつあり、なんか期待されてる節がある。
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いつも2時ごろ実家に行くので、まだ時間がある。
骨じゃないなら整体でも行くか。
が、よくよく考えてみると午後1時に診てくれる整骨院はないわけで、トボトボ商店街を歩き捜していたら「ただいま受付可能です」の貼り紙。逃げ込むように中へ入る。
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受付の人に呼ばれて出てきた施術者、どう見ても御年七十はゆうに超えている。っていうか、80近い。
いやあ、まずいとこ入ったなあ。まあ、なにもしないよりはましかあ。
などと期待薄だったが、いざ肩もみを始めるや否や、すごい圧迫力。
指圧してるこの老人がすごいのか、私の体がひどいのか。
リラクゼーションを謳ったこのお店、半端ないシゴキ。首周りを揉まれた時は逃げ出そうかと思った。
でも、45分一度も手を抜かずしっかりと揉んでくれた。
「この道40年。今でも毎日鉄アレーで鍛えてますから」
なんか自分がみじめに思えた。

母は相変わらずだ。この蒸暑い日に窓も開けず、くるぶしがすっぽり収まるボア付きのスリッパを履いている。実家に行くとまず窓を開けて空気を入れるところから始まる。
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 オマエ、なに寛いでるんだよ。少しは手伝え!

買ってきたイチゴ大福を食べようと手を洗いに行くと、洗濯籠には洗濯機から取り出されたばかりの衣類がある。まるっきり洗濯したのを忘れている。
「洗濯物干してないよ」
「干そうと思ったら、乾いてなかったのよ」と、意味不明。
要は昨日の(かどうかも怪しい)洗濯物を干しっぱなしで取り込んでないので、干せる場所がないのだ。干してある洗濯物を今朝洗ったものと思い込んでるらしい。パリパリに乾いていた。
ずっとこんな調子。
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 実家の紫陽花

家に戻って夕飯後、薬を飲んだか家内が電話で確認する。
「イチゴ大福、おいしかったですか?」
「そんなの食べてない」
私が持って行ったやつだと伝えると、母は私など来ていない、愚息の友達らしい高校生が3人くらい来ていたと言う。とうとう妄想まで入ってきたか。

このままだと、療養日記か介護日誌になりそうだから、そろそろこのブログも閉じるかな。



金曜は母が午後からデイサービスに行く日。
毎週午後から実家に行くが、父の場合一人で家にいても全く問題はないから、天気と風によってはセーリングすることもある。また、二人で買い物をしに行くこともある。
今日は久しぶりのセーリング日和、せめてリルとお昼のオニギリでも食べたい。
そこへ宅配。
なんとネットで注文しておいたマリングローブが届く。
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 うへ、ごわごわだ。

安物でなんだかしっくりこないけれど、使っていれば自然と馴染むだろう。
これ幸いとリルと出かけようとした時、今度は電話。
予約した箱根のホテルからだった。
いろいろ訊かれているうちに、ふと質問をしたくなった。
「館内用の車いすはありますか」
「いいえ、当館は低層施設でエレベーターはありませんから、階段昇降についてはお客様ご自身でお願いしております」
えーっ!
箱根の旅館と言えども未だにバリアフリーではないんか。まあ、ペット可だからなあ。
客室2階、風呂は地階。地階といっても傾斜面だから源泉かけ流しの露天風呂はある。
つまり父は3階建てこの施設を車いすなしで上り下りしなきゃならない。
その場で即キャンセル。
ちゃんと確かめるんだった。慌てるとろくなことがない。
知らずに行って大変な思いをするよりはいいか。
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 箱根
これでまた降り出し。むー、今年は旅行運が凶なのか。
セーリングどころの話ではなくなった。またネットとにらめっこ。
どうもこの手の情報は誇大になっているような気がするし、悪意ある投稿やあきらかに自前のなりすまし投稿などもあって評価が滅茶苦茶。名旅館などは黙っていても口コミで稼働率を上げるし、ネットなどに紹介しなくても1年先まで予約がいっぱい。その辺は飲食店と変わらない。最近本当にどうでもいいような情報が溢れていると思う。
途中で馬鹿らしくなって、かつてコニーやリルと宿泊した温泉旅館のリスト(こんなのをこまめに作っていたりする)から、近場限定で直接電話。
2軒目で希望日にヒット。即予約。
結局河口湖になった。
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 河口湖

6年前に行ったときも車いす持参だったけれど、ここはちゃんと館内車いすを用意してくれたし、比較的エレベーターに近い客室にしてくれた。
最初からここにするんだった。これで一安心。リルと散歩に出かける。

昼近くになっていたので、パン屋へ行く途中床屋でカットだけしてもらう。
私は髪が耳にかかってくるだけで鬱陶しく感じる。
そろそろリルも… おい、逃げるな!

午後から実家。
父に箱根から河口湖に変わった経緯を説明。源泉かけ流しではないけれど負担の少ない加水温泉で我慢してくれと謝る。
父も行ったことがあるホテルだから、なんとなく納得してくれた。
まあ、家族旅行っていうのはその行程が楽しければいいんだよね。

朝からなにも食べていないという父に、買っていったタケノコの総菜や味付きメカブなどをおかずにしてご飯を食べさせる。
「ご飯がまずいんだよ」と嘆く父。炊飯器の米を食べてみたが”まずい”というほどではなかった。
「噛むとご飯が逃げる」という表現をする。まあ、言われてみればそうとも言えるが、我が家のご飯とそれほど大きな差はない。
父のご飯へのこだわりは、いったいどこから出てくるんだろう?
それにしても午後になっても何も食べてないというのは問題だ。
しばらく健康状態についていろいろと訊く。

夕方になると胸が急に差し込むことがある。便秘気味。すぐに疲れる。食欲がない。腰肩の痛みはどうしようもない等々。胸の痛みは気になるから、今度医者に連れて行こう。
でも、先週よりは血色がいい。どうも消化不良を起こしているようだから、ついでに腸内細菌の話をする。
年を取れば腸内菌は減る。乳酸菌やビフィズス菌を増やさなければ、大腸菌等のいわゆる悪玉菌が悪さをするようになる。といって、市販のヨーグルトなどはそのほとんどが胃液で死滅して腸まで届かない。
善玉菌に特化したサプリもあるが、即効性はないし、半年や1年で腸内環境が整うとは考えにくい。途中で諦めないで、菌を育てる工夫がいるな。これは気長にやるか一生飲み続けるしかないよ。
母が帰る前に実家を出る。
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 全然面白くなかった。

家に帰って洗濯物を取り込んで、またリルと散歩。悔しいからマリングローブをはめてやった。
見晴らしのいい場所から海の方を見やる。夕暮れに南のそよ風は恨めしい。




今日はリルの誕生日。
だからと言って、なにか特別なことをするわけじゃない。まあ、本人に自覚ないしね。
それよりも昨日、父が「みんなで旅行に行きたい」という課題を振ってきたので、夏の予定を含め昨夜からカレンダーとにらめっこ。
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先週吐瀉してからというもの、疲れやすくなったと言っていた父なので「旅行」なんていう単語が出てくるとは思わなかった。だいたい、宿の食事だってまともに食べられないだろう。
1年に1度くらいはみんなで賑やかな食事をして、ゆったり温泉に浸かりたいという。
昨夜はその言葉の底にあるものをじっくり考えていた。
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 こっちも寝不足だよ。

確かに毎年夏には家族で旅行に行くのが我が家の年間行事だったが、母の認知症がひどくなり、父の歩行も苦しそうになったので、一昨年の暮れに房総へ行って以来リルを連れた家族旅行はやめていた。
昨年は家内と息子と一緒に湯河原温泉に行ってもらっただけ。私はリルと留守番だった。
リルが一緒だと父が好きな”古風な温泉旅館”は難しい。旅館どころか大人5人と犬が一緒というデマンドが利く宿泊施設は多くない。
先代コニーはさんざんペットホテルで家族の帰りを待たされた。
今もって思う。どれだけ寂しかったことか。
コニーは賢い犬だったので、ずっと我慢をし、従業員に絶賛された。それを誇らしくも感じた。
でも、コニーはずっと寂しかったんだ。あたかも家族から見放されたように人気のないケージで夜を過ごし、いつ帰るとも知らぬ主人たちを待っていたのだ。可哀そうなことをした。
その反省にたって、リルはペットホテルには泊まらせないと決めた。
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リルが行かなければ誰かが残る。決してケージで寂しい孤独な夜を迎えさせない。それが我が家の不文律だ。
父はそのリルも一緒にと言う。もちろん、父も母もリルは大好きだ。一緒にいられた方がいいに決まっているが…
父の食が平常に戻ったとはいえ体の具合が良くないし、疲れて寝ていることの方が多い。ましてや食欲もわかないという。こんな時に旅行っていう気になるか?

最後の家族旅行…
どう考えても私には父が人生の幕引きに入ったとしか考えられなかった。
消える間際の輝きを探し求めているようにしか思えない。実弟を亡くして以来生きる意欲が減退している、そう感じるのだ。
だが、待てよ。
或いは、それとは逆に家族旅行を指標にしてしっかり生きようとしているのかもしれない。
生きる目的はあっても、目先の目標を見出しにくくなっているのではないだろうか。
そんなことをあれこれと考えつつ、夏の家族旅行の行き先を調べ始めて朝になった。
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 今日は暑くないよ。

昨今は息子の動静が殆どつかめないから、我が家の旅行すら難しい。年中行事の桧原湖キャンプすら怪しい。
今朝息子が学校へ行く前に、代休の家内と日程調整する。
父の負担を考え、近場でリルと泊まれる温泉旅館を捜し始め やっと箱根で一軒見つけたのが昼頃。
実家に概要を連絡して了解を得ると即予約。

それから、毎年墓参に行っている亡き旧友の日程を友人タカハシと電話で調整。
タカハシは墓参と関係ないが、小名浜日帰りはきついので帰りはタカハシの住む土浦で一泊することにしている。ただ、その頃土浦では大きな夏祭りが行われていて町内役員の彼は忙しい。と言って、旧友の命日から大きく外れることは本末転倒。
で、日程調整ができたので今度はホテル予約。これがなかなか決まらない。まあ、祭り近くで結構一杯だったりする。
と、そこへ台湾の学生からメール。彼女はこの4月から東京のデザイン専門学校に行っている。一度会ったきりなのに、リルが大好きでいつもリルと遊びたいという。今回は私に何かを渡したいらしいが、なかなか忙しいらしく夏休みにならないと会えそうにないなどと言っていた。
じゃあ、7月下旬だね。と2週間前適当に言ったのを思い出した。(だいたい彼女は私の担当じゃなかった)
メールはその日程のこと。

ゲッ!
この三つの予定、すべて7月下旬。
合間にボランティアとヤブ医者が入ると一日の隙間もなくなる。まいったなア。ただいま保留中。

朝から忘れそうだったリルの誕生日。
夕方の散歩を少し長めにした程度。
あとは皆がそろったところで、誕生祝い。
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 全部食べていいの?

リルはみんなにお祝いしてもらって満足気でしたあ。




昨日、水草を巻き込んだように思えたので、本日出直し。
昨日よりはゴミも少なかったが、赤潮だけは去る気配がない。
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ペラの巻き付きを視認するには3mほど離れた後方斜め45度の位置からのぞき込む。
自バースでは見えないのでポンツーン中央通路から見える位置に引っ越し。今日はマリーナ定休なので、給油スタンドで確認。
見た感じではなにもついていなさそう。
それでも、エンジンフル回転で前進後退を繰り返していると、1本水草が流れた。多分シャフトに巻き付いたのだろう。
自バースに戻るときには速力が滑らかだった。まあ、これなら問題はない。
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 オーニングテント。今日も暑い。

午後からは”母と過ごせば”の時間。昨日と同じような微風なのでセーリングするほど余裕はないし、オニギリも買ってない。でも、昨日と同じ条件下ならちょっと機走して速力を確認するくらいはできる。
それに、係留しているよりも走っている方が涼しいしね。
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 マリーナ定休日のわりに出航してるフネは多かった。

私のヨットにはタコメーターのような回転計はついてない。回転数は音で判断する。
慣れとはすごいもので、速力もノット計などではなく動かない陸の背景で計る。このブログで書く風速も別に風速計で計っているわけじゃない。でも、寸分たがわずとは言わないけれど、ほぼ近い数値を得ることができる。鮨屋のシャリと同じ。
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 今日は遠望が利く。

赤潮(この辺ではダレ潮ともいう)を避けながら、昨日と同じようなコースを走らせてみる。
風速2m/s、波なし。速力は3ノット、回転数同じ。
うん、大丈夫。以前と変わりない。
昨日、突っ掛かったような走りではない。1ノットくらい違うような気がする。
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気温は25℃を超えていたが、湿度は低く、頬に当たる風が実に気持ち良い。
セーリングには不向きだが機走ならちょうどいい。
トコトコとその辺を走り回って、のどかで贅沢な時間をリルと過ごす。
13時には上がって、マックで食事。
それから実家に向かう。

デイサービスに出かけたはずの父がパジャマ姿でベッドに寝ていたので、びっくり。
母によると朝から具合がよくないらしい。朝食後に吐瀉したという。デイサービスは欠席。
「いったい何を食べたんだ?」
朝は腹の調子が悪かったのでお粥を少し食べたのだという。
毎日母がカレンダーに書くはずの食事だが、この三日は空白。母から昨日のことを聞くのは無理。
この時期は食中毒が多いが、土曜には家内が冷蔵庫を点検してる。

リルが心配そうに父のところでお座りし始めて、父が起き上がった。
「あんなに吐いたのは初めてだ」と弱弱しそうにいう。
父によると、どうもコンビニの揚げ物がよくなかったのだという。
そんなものは滅多に食べない父だが、毎日マグロの刺身ばかり食べさせられているから肉が食べたかったらしい。(カレンダーにはそう書いてないが)
昨日に昼に食パンを買いに行ったとき、フライドチキンを食べたという。夕飯は生姜焼きだった。
肉屋やスーパーの揚げ物ならその店で作っているけれど、コンビニの揚げ物は工場出荷。それに揚げたあと、温熱機で売れるまで温めている。当然油分は酸化し、肉厚のフライドチキンだと中に細菌がはびこる。
O-157も疑われるから医者に行った方がいいと勧めたが、もう少し様子を見るという。
「それだけたくさん吐いたら、水分たくさん摂って胃薬の一つも飲まないと」
で、薬箱を開ける。
入っていたのは傷ばんそうこうと消毒薬とタイガーバームのみ。
「胃薬なんて飲んだことないよ」
胃薬はおろか頭痛薬も飲んだことがないという。息子は薬中なんだが…
父がかかりつけ医から処方されているのはカルシュウム剤のみ。それも気が向いたら飲む程度。どこまで丈夫なんだ。

母はまったくお構いなく、買っていったシュークリームに目を輝かせてインスタントコーヒーなどをいれている。
固形物ではないからシュークリームを食べてみたらと昼食抜きの父に勧めると、どうにかこうにか一つ食べた。食べたら頬に赤みがさしたのでホッとする。
明日の朝、症状が好転しなかったら無理にでも医者へ連れて行くと申し渡す。
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その後、壊れた門扉の把手を直していたが、どうもハンドルのシャフトが折れているようでにっちもさっちもいかない。途中で父が手伝い始める。オイオイ。
二人で30分ほど格闘していたが、相手は40年物の門扉。匙を投げて工具を片付けていると、かれこれ1時間半ほどカレンダーとにらめっこしていた母が来て、
「お父さん、今日はデイサービスの日よ」
って、もう4時だよ。

リルと散歩して帰る。







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