D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

カテゴリ: ヨット

母の薬は愚息とリルに任せ、昨日は家内と二人で伊豆に出かけた。
インフルエンザ後の残業続きで家内も相当お疲れのようだった。私も先週は二軒分の家事でいい加減疲れた。
予定していたわけではなく、よく晴れて幾分暖かかった昨日の朝急に思い立って車を出す。
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 伊豆多賀

日曜はやはり車が多いねえ。
どうせ日帰りだからと伊東に行って美味い物でも食べようと思ったのだけれど、往きに3時間もかかった。相変わらず伊豆は道路が良くない。
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車中での会話はどうしても実家のことになる。
まあ、車に乗りながら家族会議していたようなもんだ。いよいよフネを降りなくてはならないかな?
伊豆高原でお昼を食べた。
あの辺りではすでに早咲きの河津桜が咲いている。
そうか、父はなんとか今年も桜を見られそうだなと思った。
最近では桜がなにか人生の区切りのような感じになっている。
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話し込むだけ話し込んで、家で待っているリルと愚息にみかんと干物をお土産にしてUターン。
いったい何しに行ったんだ?
14時半には伊豆高原を出たのに、それからが大渋滞。海も陸も週末は出るもんじゃないな。
のろのろと動く車だが、その分暮れなずんでゆく相模湾の海をゆっくり堪能できた。(と考えるしかない)
家に着いたのは19時。結局ほとんど運転していたから、どっと疲れた。

脱獄囚は本日から合宿。江戸川?また寺か?
で、やたらと早くリルにたたき起こされる。もっと寝たいよ~
昨日まんまと留守番させられたリルは、朝から遊べ遊べとうるさい。
毎日の日課になりつつあるケアマネとの電話もいい加減嫌になってきた。あちこちに連絡させられるからだが、まあそれが終わればとにかく自由。
リルのご機嫌を取りながら、オニギリ買ってマリーナへ行く。
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今日は実に暖かい。
南東の微風が入っている。こうなりゃ、もう出るしかないな。とはいえ、昨日の長時間運転で腰が怠いし、眼もしょぼしょぼしてる。
オーパイ任せの機走でいいや。
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 寝ちゃだめだよ。

出航したのはお昼前。
こんな春めいた気持ち良い日なのに、YBMのボートもヨットも船影なし。
やっぱり平日に限るね。
オイル交換したあとの走りだから、すこぶるエンジンの調子もよく、なんだか心浮き立つ。
リルとオニギリ食べるのも久しぶりだあ。
3時間ほど漂って帰港。この間出遭ったヨットはたった1隻。
それでも、フネ洗いの時には腰が痛かった。
谷公のボートも下架してバースに戻っており、知らないうちにアンカーローラーが付いていた。
これでまた出費が嵩んだろうな。
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明日も予定がいっぱい。
束の間の海。まあ、陸も海もバッテリーの充電というところか。いやいや、心の充電だと思う方がいいね。



2月15日発売のアダチ君(の細君)の絵本、予約注文していたが昨日届いた。
A5サイズだから、ちょっと物足りない。図書館の児童書コーナーにいくと乱雑に置かれている類。
絵本の内容は敢えて控えさせてもらおう。元来、私はこの手の絵本が好きではない。
アダチ君の絵はとても好きだが、たくさん注文がついたのか自由でユニークな彼らしさがあまり出ていなかったように思う。
それでも、友人タカハシが言うように、この歳で描けるようなタッチではない。「小学生が図工の時間に描いたような絵」はもちろん意識的で、それが彼の持ち味でもあるが、私としてはお話の内容とは無関係に描かせてやりたいと思ったりする。

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今日はマリーナへ行く。
午後からは実家に行かなくてはならないから、元々ゆっくり帆走できるような時間はないが、リルと二人だけになりたかった。ここのところバタバタして(いつものことだが)リルと向き合う時間が少なかった。愚犬だが、私はいつだってリルと一緒に過ごしていたい。
リルも久しぶりのマリーナで喜んでいたが、今日は赤旗。体感的に強風は寒い。
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せめてトコトコと機走したかったが、それも無理そうなのでメンテになる。
フネにはやることが山ほどある。っていうか、いろいろ気が付いてしまう。
今日はオーニングのショックコードを取り替えたり、フェンダーカバーの補修をすることにした。
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 これ、注射より痛いんだよ。

ワゴンセールで売っていた、端切れのフリースひざ掛けを使って涙型フェンダーのカバーを作る。
もとより私には裁縫の才がない。また防水用の糸を使うからそれ専用の針もいる。この針は先端だけが三角になっていたりするから、ブスッと突き刺す感じになる。仕置き人か。
で、ブスッ、グサッと針を進めながら四角い布で丸いフェンダーを包んでいく。今日はなんとか血を出さずに済んだ。
へん、どんなもんだい。とドヤ顔してもリルは全く無関心だ。
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 だから、何?

なにしろ冷たい北風がビュンビュン吹いているから、コクピットでの作業は1時間もやっていると鼻水が出るな。
キャビンに入ってストーブを点け、紅茶などを沸かして一休み。こんな時間が妙に嬉しい。
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 ビッケ無いよ。

アダチ君の絵本と同時に配達された「特定船舶局免許の再免許申請のお知らせ」ハガキ。
そうか、もうそろそろ免許取得して5年になるのかあ。
無線などほとんど使ったことがないけれど、あの時せっかく講習を受けてチンプンカンプンながらも海上特殊無線技士2級を取ったし、無線機も買ったから再免許申請しておかないとなんだかもったいない気がして、フネに常備してある免許状を取りに来た。これがないと書けない。
実際のところ、スマホがあれば十分だとは思うのだけれど…
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この手の許可申請はやたらと面倒だ。
更新とは言わずに再免許という。回りくどい説明はあっても、再免許申請の書き方見本すら出してくれない。最近では役所のご都合でデジタル申請する方がコストも安い。だが、デジタル申請するにはカードリーダーが必要で、それも電気店に買いに行かねばならない。
この歳になるとまた再免許することはないだろう。
講習時にもらった法規本で、再免許申請について調べた。
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 ネムネムになってきた。

ふと時計を見るととっくに1時を回っている。
慌ててフネから降りてYBM唯一のレストランPier1へ。
が、なんとPier1は昨日1/31を持って閉店していた。聞いてないよ~
これでYBMの飲食店はマックのみとなったわけだ。
マックでは、リルと一緒だと日陰のテラス席しかない。寒風吹きすさぶ中では食べる気もしない。
取り敢えず引き上げることに。

谷公のボートはまだヤードに上がっていた。
ボルト穴は金属ヘッドで埋められていて、すでに硬化してる。海王さんに頼んだ船名も付けられていた。割と大ぶりな文字だった。
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実家に行く途中、スーパーのイートインでチャンポンを食べる。
ついでに、父が欲しがっていた”腰まである”アウターを買って行く。着いたのは3時過ぎだった。
父はアウターを試着するとたいそう喜んだ。これで少しでも歩いてくれるといいんだけどねえ。
在宅医からは隠れ不整脈を指摘され、血栓を溶かす薬を処方されている。動かなくなった分血流も悪い。父はまたたくさん愚痴をこぼした…

おっと、もう夕飯作らにゃ。
取り敢えず海の匂いを嗅いできましたあ。


ボランティアではまた新たに中国人が一人入った。在住6年で子供が3人いる女性だが、ほとんど話せないので私が見ることに。これで私の担当は6人。これ以上はキャパシティ含めて無理。
学校のように一方通行の授業ではなく、それぞれが抱える生活全般に対応するからボランティアは不可欠なんだが…英語圏と漢字圏の人が一緒だと理解させるのも大変なんだよね。
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 谷公のボート。

今日は気分転換を兼ねてマリーナへ行く。ついでに、仕事で来れない谷公の代わりにアンカーローラーの取り外しを確認してやろうと思った。
が、マリーナは風が強くて黄旗が翻っている。気温も10℃を下回ってとてもじゃないが出航する気になれない。(リルも濡れたくない)
ちょっと疲れが出てきてまた蕁麻疹がゴソゴソと蠢き始めているので、キャビンで寛ぐのが一番。
リルとゴロゴロし始める。
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 今日は乗らないよ。

貧乏性な私がリルと本を読みながら寛いだのはほんの30分。
まあ、友人タカハシの電話もあったからだが、せっかく来たのになにもせずに帰るのはもったいないと思い始める。
そうだ、燃料を補充しよう。
フネのメモによると、最後に給油したのは、なんと昨年の8月下旬!もう5か月入れてない。

エンジンを回して、マリーナの給油スタンドへ。
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 おフネにゴハンあげてるんだよ。

それでも満タンで9.1㍑。1289円。
安いと言えばそれまでだが、裏を返せばあまり乗れていないってことだな。
夏から台風多かったし、ティラーストッパーの修理もあった。
先週せっかくオイル交換したんだから、少し走らせてみようとマリーナの中をトコトコ機走。
ヨシヨシ、エンジン音は絶好調だ。
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こんな日は皆さん来てもメンテが中心。
マリーナ内を走るフネはせいぜい、ボート免許教室の実習艇ぐらい。
本牧のJEISからやってきたボートが4、5隻、緊急桟橋で離着岸練習をしていた。
ボート免許はこの時期に取るのが好ましい。春になったら予約待ちになる。
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バースに戻ってマックへ行き、ハンバーガーをテイクアウトしてコクピットで昼飯。
そういえば、マックのランチも久しぶりだ。トマトもコーヒーも蕁麻疹によくないからとほとんど口にしていなかった。
リルはそのフライドポテトの匂いで、期待満々。
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 こぼれ落ちるのを待っているリル。

食べながら、あらためてデッキを見直していると、ちょっと気になるところがある。
こいういのがいけない。貧乏暇なしの根源だな。

食べ終えるとまたメンテが始まる。
ボロボロになってきた船舶検査済証(車のナンバーみたいなもの)を剥がして予備のものに貼り換える。
アルミ製のステッカーだが、貼る場所によっては傷みが激しい。船検は来年だが、もう亀裂が入って数字が見えにくい。中間検査でもらっておいた予備をポート側にだけ貼る。
ステッカーを剥がすのは結構苦労するが、ここはカッターナイフと「ピカール」の出番。下手なシール剥がし剤よりピカールの方がきれいに剥がせる。
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で、しげしげと作業結果を見ているとまた気が付いた。
自作のなんだらチェアの座面に亀裂が入ってる!
特殊な形なので座面中央部には補助材をいれられない。それに安い集合材を使ったから防腐処理も表面塗装だけだ。むしろ、この4年ほどよく耐えたと思う。
座面の裏側からステン板で補強することもできるが、こりゃあ作り直した方が良さそうだ。
この冬の宿題がまた増えたなあ。
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で、そのあともイグニッションケースのアクリル板を補強したり、キャビンの吊りネットを直したりして結局バタバタと作業を続けた。
3時を回ると寒くなる。
最後にフネ洗い。
やっぱり水は冷たいよ~

マリーナを出るときに谷公のフネをチェック。
アンカーローラーが取り外されていた。
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 いくつもボルト穴が開いてる。

いつ下架するのか知らないが、これから穴埋めして硬化待ちとなると週末までかかりそうだな。
海王さんの船名ステッカーは明日かな?
ただ、アンカーローラーがなくなったからアンカリングが手作業になるな。
そもそも谷公のボートはサイドデッキがないから、バウに行くのも爪先立ちでフネのヘリを渡って行かなきゃならない。波で揺れていると結構きついかも。
ウィンドラス(アンカーの巻き上げ機)は装備されているから、新たにステンレスのアンカーローラーを付けるとなるとまた上架が必要だし作業も依頼するしかないだろう。当面は別荘使用か。
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 外されたステップ。

てなことを考えていたら体が冷え切った。
さあ帰ろうな。


昨年から持ち越しになっているフネのオイル交換に行く。
冬場はあまり乗らないから緊急を要する作業ではない。学生時代から冬はメンテナンスと相場が決まっているな。
狭いエンジンルームでの作業なのでオイルまみれになることは必定。で、この日だけはリルを連れて行かない。家にいる家内たちと散歩してる方がリルにとってはいい。
午前中、海王さんの開店時刻に合わせて電話。オイルチェンジャーをいつも借りているからで、海王さんが使っていたらオイル交換はできない。これをクリアしてから出かける。
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 解体が終わったアウトレット。

何度もやってるオイル交換だけに、もう手慣れたものだ。
まずは20分ほどエンジンを回し中のオイルを熱で柔らかくする。エンジンを止め、そのあと15分ほどしてから機関内を回り切ったオイルが下に落ちて溜まるのを待つ。オイルゲージでちょこちょこと確認。オイルの上抜き作業はそれからだ。
一応、ゴム手袋は持っていくが作業自体はそれなしでもできる。問題はオイルエレメントを引き抜く時で、構造上どうやってもオイルがどっと垂れてくる。それから、作業が終わって片付ける際、オイルチューブをしまう時も数滴垂れる。それに、オイル缶から滴ったりするので、ウェスだけでは油まみれになる。
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 オイルチェンジャー

今日は新オーナー谷公も自船の舫ロープを買うからマリーナに行くと言っていた。
現れたのは昼頃で、ちょうどオイルエレメントの取りはずしにかかっていた時だった。
「今、手が離せん」
と目を離した瞬間、ゴボゴボと垂れた。
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 オイル注入。

一通り作業を終えて谷公のフネに行く。
新品の俵型フェンダーがポンツーンに付いていたが、どうも位置がおかしい。
ボート購入したものの、よくよく見てみるといろんなことに気が付き始めるらしく、冷却水が出てないとか古い魚探が2台も出てきたとか、ヤレヤレという感じ。
寸法問題のアンカーローラーステップは結局メカニックスタッフに依頼して、来週上架するらしい。
取り付けや処分費を含めて5万円くらいかかると嘆いていた。
持てば持ったで、何かと頭が痛いのは皆同じだ。初期投資は致し方ない。
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 これが邪魔なんだな。

舫の張り方やフェンダーの位置を見てアドバイスし、それらを買いにマリンショップへ行く途中、唯一やってるレストラン「Pier1」で食事。
紹介も兼ねてレストラン2階のオーナーズサロンで食べる。ここはオーナー専用で一般客は入れない。
「まあ、オーナー特権だな」
というと嬉しそうに笑う谷公だった。
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 真新しいオーナーカードをぶら下げてる。

マリンショップでロープを買った谷公だが、アイ・スプライスは自分でできないから特注となる。
もったいないなあ。でも、ロープの数が多いから仕方ないかな。できなければ最初は舫結びで輪っかを作ればよかったのに。おまけにロープカバーまで買っていた。
私なんぞ、ボートフェアのワゴンセールで14㎜の八打ちロープ10メートルを千円で買ったからついついそう思ってしまう。貧乏船主はなんでもこなす。

フネに戻る途中、船名を船首に付けたいがどこに頼めばいいか分からないというので、海王さんを紹介。ボートは取り扱ってないけれど船名ステッカーなら大丈夫。
船名が入るといかにも自分がオーナーになったっていう気持ちになるからなあ。あれは嬉しいよね。
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ただ、そう簡単じゃない。
字体、カラー、縦横の長さ、貼り付けの位置や傾き具合など、こんなもの一つでも結構考えたりする。
「で、船名は何だ?」
「エルザ5世」
たいそうな名前を付けてくれるじゃないの。
亡くなった親父さんが、ボートに毛が生えたような小艇に最初の名前を付けたのが「エルザ」それから2世、3世とボートも大きくなっていったのだという。
その敬愛してやまない父の遺志をついだわけだ。

フネに戻って俵型フェンダーの張り直しと、水冷エンジンの出具合をチェックする。
確かに排水が少量で、おそらく冷却水水路のどこかで塩か稚貝が固着してるようだ。船外機だからそれほど面倒な作業ではない。学生時代にポンコツの船外機に手を焼いた私にはどうすればいいかは分かる。
でも、エンジンだけはこれから何が起こるか分からないから、自分でメンテナンスした方がいい。マリーナ近くまで帆走してこられるヨットとは違う。ボートはエンジンが命。
海の上では誰も頼れない。車と違って路上に止めることさえできない。何が起こっても自分で対処することが求められる。そのためには自分のエンジンを熟知しておく必要がある。
あとは自分でやってくれ。手伝いが必要ならまた連絡しろと言っておいた。
丁度その時海王さんが通りかかったので、船名シールの件を相談させる。
来週の上架時には間に合いそうだ。
「こりゃ、週に三日ぐらい働かないと維持管理できないなあ」と思い知った様子。船出は遠いなあ。
午後3時過ぎには解散。

家に帰ったらリルが抗議のボディアタック。
しょうがないから日没の寒い中を散歩。完全に冷えた。
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 オイル交換してたんだよぉ。




今年も海に出られた。まずそのことに感謝しよう。
自分勝手な憧れを抱ける状況、周囲の理解、そして災害のないことに改めて感謝だ。
毎年の初乗りはそんな感謝を込めて、穏やかな陽光と風の中を走る。
リルも久しぶりの海でテンション高かった。それもそのはずで、今日の初乗りには息子も一緒だ。
小型船舶免許をとってからたいしてフネを動かしていないから、今日はもう一度おさらいをしよう。
乗り物はすべてどのくらい長く乗っているかで操作技術が決まる。
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 リルがお気に入りの場所。

途中でオニギリなどを買い込んでマリーナへ行く。
アウトレットは解体が進んで、ほぼまっ平になっていた。シンボルとして残すのかと思った灯台も跡かたなく消え去っていた。
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だだっ広い整形地は、そこがかつて貯木場だったことを思い起こさせる。
大きな池に内外の丸材がゴロゴロと浮いていた記憶が蘇る。「危険 入るな」と書かれた注意書きを無視し、水に浮かぶ丸太の上をひょいひょいと飛んで遊んでいたら管理の人にこっぴどく叱られたっけ。まったく、ろくでもない子供だった。逃亡者とはいえよほど息子の方が偉い。
まあ、親父に似ないで良かった。

私にとって初乗りはいつも感謝と祈願の儀式である。
ブログ友達のじいちゃんさんから頂いた金比羅旗を掲げる。これは海上安全の宣言でもある。
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この旗を掲げていると、釣り船の船頭も手を振ってくれる。
日本のPW旗(安航を祈るの意)みたいなもんだ。
「お、まだあいつ乗ってるのか」と思われているかもしれない。犬と一緒に金比羅旗掲げて乗っているのは東京湾広しと言えどこのJollyhotくらいなものだろう。

マリーナは本日までが休業。
私たちが到着した時、隣バースの兄弟船が帰り支度をしていた。まずは新年のご挨拶。名前さえ知らないのだけど、すっかり仲良くなっている。
どうも初釣りをしていて場所を変えようとボートを動かしたら、エンジンの回転数が全然上がらなくなったらしい。動いているうちに取り敢えずトボトボと帰ってきたので釣果なし。
動くには動いたからプラグかなあ?でも、プラグは去年3本とも変えたらしい。噴射ノズルかな?
マリーナが休みだから、ボートのエンジントラブルは厄介だ。せっかくの初釣りなのにね。
冬はバッテリーも要注意。海上安全は普段の点検が大事。

昼前に出た時には弱風の東南東。冬に南寄りの風はありがたい。
空気も透き通っているから富士がきれいに見える。
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波もほとんどなく、他にはお気楽乗艇の仲間が2,3杯いるだけ。
元日に初日の出を見ようと朝早く出てきた人たちもいるのだろうが、私は大晦日午前0時に風呂にはいる夜更かし者なので到底そんな芸当はできない。このお気楽仲間たちもきっと初乗艇なのだろう。
風も弱いからみんな早々に引き上げている。
八景島近くには学生ヨットのスピンが見える。彼らは初合宿に違いない。そういえば、学生時代に初乗艇の前には酒を振りかけて安全祈願の黙祷をしったけなあ。
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 キラキラの海。

息子に舵を預けてトリミングを思い出させる。風の強さによってティラーの動きは異なるし、こんな日はティラーを動かしてもフネが即座に反応しない。といって大きく切れば修正が難しい。ブローを呼んで先回りするティラー操作が必要になる。
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正午過ぎ八景島沖あたりで、ばたっと風が落ちた。
ここらでリルが待ちかねたオニギリタイム。それにしても、なんでオマエはお昼だってわかるの?
親子の会話はほとんどなし。父息子なんてそんなもんだろう。私には母娘がなんでずっとおしゃべりしてるかが皆目分からない。
まあ、リルは一人でもうるさい時があるが...

今日は海にご挨拶。
風が振れて東北東になった時点でエンジンかけて機帆走で引き返す。
私が息子に話すのは、風の見方や他船の動きなど。
「遠い場所にある煙突の煙と近くの煙突のものと煙のたなびく方向が違ったら、やがて遠くの煙突の煙方向に風が変わる」なんてことを説明するだけ。
早々に帰航して、着岸練習。
ヨットはボートと違って惰性でかなり動くし舵も利く。私はバックキックを快しとしない方なので、順風以下なら止まりそうなほどゆっくりとバースに入る。遅ければ遅いほどいい。それで迷惑をかけることはないし、自船も傷つくことはない。

ロープワークと舫のバランスをレクチャーし、後はきれいにフネ洗い。
全部終わってからキャビンでスープを飲む。これがうまいんだなあ。
リルが大喜びの初乗りでしたあ。









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