D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

カテゴリ: ヨット

行こうよ~
リルが散歩の催促をする。
昨日に引き続き晴天31℃超え。うっかり冷房でもしようものならリルの散歩にさえ出たくなくなる。
まあ、真昼に墓場で走ずり回っていたリルだから、多少暑さにも慣れてきたのだろう。
午前中、ちょっと買い物をして、昼過ぎにリルとコンビニにサンドイッチを買いに出る。
いやあ、暑いねえ。
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 その先は日陰ないよ。

坂を登って帰ってくると、汗が噴き出す。
エアコン、エアコン。
一旦、その涼しさの恩恵に預かると、外には出たくなくなる。ましてや、昼下がりの暑い時刻だ。
食事しながら、西日本豪雨災害のニュースを見ていた。

だが、こうやって無為に時間を重ねて一日を終えるのはもったいない。と、貧乏人は考える。
3時頃、熟睡中のリルを起こしマリーナへ。
暑い日には暑い中を。

熱中症覚悟でセーリングする気はなかった。
キャビンに除湿剤や乾燥剤を置きに行くのが一番の目的。梅雨時はキャビンを開けずにおくとカビがはびこる。
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 それは食べられないんだよ。

ほぼ密閉空間のキャビンだが、換気口がいくつかある。そこから湿気の魔の手が伸びる。冷蔵庫なんてものはないから、置きっぱなしのパイプタバコや非常食にもよくない。
本日の横浜の湿度は90%。

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温度は大して変わらないが、湿度は低め。

別室たるキャビンでは不快指数をできるだけ下げたい。
で、そこかしこに安い除湿剤などを置く。こんなものでも結構効果がある。
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エンジンを回し、扇風機をつける。
駐車場からここへ来て、キャビンにいるだけでも汗が出るからね。

このエンジン音と、すでに汗だくになったTシャツで、もう破れかぶれ。
よし、出航するぞ!
少なくとも機走で走っている分には自転車で下り坂を走るような心地良さがある。
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風が強いから、余計に気持ちいい。

もうすでに5時になろうかとういう時間。ヨットもボートも釣り船もいない。
いかにも夏空の爽快感がそこにあるだけだ。
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 涼しいね。

南南東の湿った風だが、日差しも弱くなってきたのであまり気にならない。
むしろ、白波が立っているのでバシャーンと船体がピッチングする方に気を取られている。
リルは濡れるのが嫌いだからね。
オーニングテントを作ってやり、波除にする。
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 快適、快適。

ほんの1時間半の夕涼み。
それでも結構満足してたりする。
帰港後はコクピットで一休み。風が強い分、家では味わえない涼しさを満喫。
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 リルはすでに惰眠態勢。

それなりに海で楽しめましたあ。

暁のワールドカップ、ベルギー戦、しっかりと見てしまった。5時頃ベッドにもぐりこんだが、家内や息子が出かけるとき無駄吠えリルの目覚ましで2度起こされる。おかげで午前中はボーっとしながらの銀行回り。
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むー、未だに悔しさ半分のベルギー戦。後半早い時間に2-0とリードしながらも、結果的に残り30分間で3点も取られた。
後半アディショナルタイム最後1分、1本のカウンターで夢はついえた。これがワールドランク3位の底力なのか。どうしても埋まらない”わずかな差”があると西野監督は語ったが、むしろ”わずかな差”までもっていったことに評価が下されるべきじゃないか。
後半怒涛の反撃にあって逆転を許したのは今回が初めてじゃない。2006年ドイツ大会のグループ予選1回戦でオーストラリア(当時はオセアニア代表)に空中戦を仕掛けられ15分で立て続けに3失点した。今大会にも出ていたケーヒルのヘディングは忘れられない。あの時ほど日本がいかに弱小国なのかを痛感したことはない。1-0とリードした後半、オーストラリアのパワープレーになすすべなく、攻めるのか守るか、ラインを上げるのか下げるかのさえ曖昧だった。チームもベンチも混乱していた。
中田や遠藤を擁し「最強世代」と言われ、日韓共同開催でベスト16入りしたその4年後のこと。
同じように今回もコンスタントに3点を取られてまた夢が潰えたが、あのころとは全く違う。
なによりもチーム全体が攻めに徹していた。ベンチを含めた全員が勝ち切れると信じていた。実際、ベルギーのディフェンスは日本の俊敏な動きについていけてなかった。一番苦しい時間によく走り切ったと思う。
空中戦に持ち込まれた末に失点し、決着をつけるべく前がかかりになった日本の虚を突いたあのカウンター、あれはもう仕方ない。誰が悪いのでもない。ベルギーを褒めるしかない。
予選リーグの最終戦でとんでもない他力本願作戦を実行したが、コロンビアに勝ちセネガルと分けた実力は12年前とはまったく異なる。
優勝候補筆頭のドイツ、強豪国のポルトガル、スペイン、アルゼンチン、皆姿を消した。イタリアなどは出場さえできなかった。
ワールドカップはそういう舞台だ。日本もその仲間入りをしたっていうことじゃないかな。


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梅雨明け後東京は9日間も真夏日が続いている。(横浜は7日間)しかも、連日の強風。台風さえ近づいている。
家庭事情でマリーナに行く機会も減ってきたが、今日はリルと夕方出かける。
勿論、その前には窓も開けない、エアコンもかけないでボア付きロングスリッパを履ている老人のワッチをしてるわけだが…

12m/sの南風では寝不足でなくても乗る気はしないし、今日はマリーナ定休日。
それでも、エンジンかけて点検し、マリーナ内をトコトコと海散歩。
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 風、強く無くない?

まあ、このくらい吹くと涼しいね。
こんな時に限ってエンジン絶好調。
だーれもいないマリーナの中を巡回する。(小学生の頃からの探偵癖が抜けてない)
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 いかにも強風という雲

なんでもいいから、海の上にいたい。ただそれだけ。
それでもブローを受けるとヒールするので、セイルも上げてないのにリルはバラスト態勢。
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 船長、誰も出てきやしませんぜ。

小1時間ほどマリーナの隅から隅まで機走し、バースへ戻ったが着岸に失敗。
唐突なブローで、フネは斜めに。こんな時は投げ縄の要領でポンツーンの船尾側クリートにシートを引っかけるが、これも失敗。
しょうがないのでバウから降りて、バウクリートを先にかけ、ポンツーンの船尾側クリートにシートを回し、そのままフネに乗ってそのシートを引っ張ることにしてる。
こうやってバタバタしながら乗ったり降りたりしてると、腰が痛くなるな。

やっと落ち着いて、エンジンを切る頃には汗が出る。冷や汗か?
で、いつも通りコックピットで一休み。この時間がまた好きだ。
が、いつもの何気ない風景にちょっとした変化が。
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 後ろ正面のフネが変わっていた。

新艇だ。ピカピカ輝いている。
前の船は「Dolphin」という船名だった。何人かのオジサンたちがたまにセーリングしていた。5月にみんなで宴会してたが…
船名を見るとギリシャ数字が書かれてあるから、同じ人たちのフネではないことがわかる。
あの人たち、フネを降りたんだあ。なんだかちょっと寂しいな。

今日は早く寝ようっと。



今週は医者通い。
今日は恐怖の歯医者だが、予約時間が12:20という半端な時刻。午前中の早い時間ならともかく、こんな時間では半日つぶしたのと同じだよなあ。
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 暑いよー

梅雨の晴れ間なのか、梅雨明けなのか、半端な気象庁の予報はむこう一週間晴れマーク。連日30℃超えで、リルも日中は散歩に出せないでいる。

我が家のエアコンはほぼリルのためにあるような感じだが、リルもあまりエアコンは好きじゃない。>家でエアコン生活を送ると、とてもじゃないが海に行こうという気さえ起きなくなる。
それでも、昼に留守番させるとなると点けざるを得ない。
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そもそもこの歯医者、たった1本の親不知の治療に時間をかけすぎる。かれこれ3か月も通っている。
今日も、次の予約を決める段になって2週間後の水曜日午後を言い渡された。
水曜の午後はとてもじゃないが、ボランティアの準備で行けるような状態じゃない。他の日は?と訊くと、7/24?と平然と言うので、さすがに文句を言った。だって、一か月後だよ!
「他の先生でもいいですか」と応えるので、後は銀歯を被せるだけだから誰でもいいと言ったら、
「最短で7/13です」と返ってきた。それでも2週間以上先じゃないの。
まったく、とんでもない歯医者にかかったものだ。
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治療後30分は食事をしないようにと言われたので、昼飯にありついたのは13時半過ぎ。
商店街の帽子屋で、風に飛ばされた帽子を新調。テンガロンハットやボルサリーノを扱っている帽子屋さんだからムストーの帽子など扱っているわけもなく、夏にはむしろメッシュがいいんじゃないかと普通のキャップ。
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 まあ、いいか。

焼肉屋のランチを食べて帰るとすでに14時半過ぎ。
少し息を整えてマリーナに着いたのが16時過ぎ。まあ、リルにはいいけどね。
前回セイルアップできなかった、スライダーストッパーの修理をする。
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年式は古いが同型のクルーザー。やたらと改造してあった。

スライダーストッパーはマストのグルーブを挟んで左右対称につけられているステンレス板だ。
セイルは絶えずマストを軸に後方ベクトルの風を受ける。その張力はとても大きいから、ビス止めしてあるスライダーストッパーの弱い部分は必ず破損する。
だいたい、ビスが緩んでステン板が浮き、ラフスライダーが抜ける。
まあね、高級なフネだとメインセイルもファーリングシステム(巻き上げ式)をとっているからどうってことないけど、旧型のフネは絶えずそのストッパーに悩まされる。
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 スライダーストッパー

簡単なのはビス穴を少し広げて径の大きいビスを入れることだが、それもやがては緩くなる。
セイルを入れ替えするときに多少力仕事になるけれど、ここは接着剤を使った方が速い。
セメダイン系の金属接着剤を要所に着け、シリコン系の接着剤を他の部分に塗る。とりわけビス周りにはシリコン系がいい。緩んでも外れて落ちることがない。
あとはグルーブやラフスライダーにグリスやシリコンスプレーを噴霧して滑りをよくするだけ。
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  こいつらが頼みのスライダー

ステン板をやすりで良く磨かないと接着効果が出ないから、作業の大半は研磨作業。まあたいしたことない。
ついでに、ブロック類にもシリコンスプレーを塗布する。梅雨の時期は雨でベアリングの油分が抜け落ちるからね。
それでも終わったのは18時頃。
手伝おうともしないリルは夕方の涼しい風に吹かれて、ご機嫌だった。
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 家に帰ったらご飯だよ。

あ、サッカー始まった!








ボランティア参加希望の方が来た。ゆっくりお話を聞こうと思ったら、新しい受講者エジプトの女性が待っていた水曜の夜。
あたふたしてる中、主宰から区の「日本語ボランティア入門講座」の運営に当たるように依頼される。というか、半ば強制。
今週から5回、毎日曜にその講座に時間を奪われることになった。まあ、後継者の問題があるからなあ。それに加えて来月からは異文化交流イベントの打ち合わせが始まる。半分仕事状態だよなあ。

家にいてもろくなことがない。水道メーターの取り換え、家内の実家からサクランボが届く、それから30分もしないうちに今度はコメ一俵。どうせなら一緒に送ってよ~ コメも重さが半端ないって。
コメを玄関先からキッチンへ運ぶだけで腰が痛くなる。もうガラスの腰になりつつあるな。
一息つく間もなくまた宅配。家内の友人からまたサクランボ2箱。こんな時に限って家内がいないし、息子は安否不明。
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 これが三箱。

で、毎日サクランボ食べてる。おいしいんだけど年がら年中口に頬張っているから、リルがまとわりついてうるさい。サクランボは日持ちしないんだよねえ。
「コメはまだ衝いてないから、精米してください」と義母に言われたが、こんな重たいものは車に載せるだけでギックリ腰になりそうだから、家内と息子に任す。年寄りを労われよなあ。

久しぶりの暑さが戻ってきた今日は、リルと3時頃マリーナに出かける。
これから当分の間はサンセットクルーズだ。
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 涼しいねえ。

走ってさえいれば海は涼しい。今日は順風だし、出艇は16時過ぎ。日が傾きだして、ボートの皆さんは帰港してくる時間。
帆走するつもりで出たけれど、いざホイストという段になって、ラフスライダーが引っかかった。無理に揚げようとしたらスライダーが2個抜けた。
スライダーストッパーが緩んでる。そういえば、数か月前に応急処置したままだった。それが緩んだ。
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帆走を諦めセールダウンし、機走する。
17時を回ると、港湾の作業船はいなくなるし釣り船もない。夕凪になって、お気楽セーリングのお仲間が3艇ほど浮いてるだけ。
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機走だろうが、帆走だろうが、この夕暮れの贅沢な時間は海の上にいたい。
なんともいえない静けさに包まれる。
日没間際まで、トロトロと機走。
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夏至は一昨日だったかな?
雨で乗れないだけでなく、この数日なんとも忙しい日々だった。
やっとリルと海に出られたあ。
と、思ったらタニ公から電話。無粋な奴め。
で、日曜の夕方に会うことになった。
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 帰港18:20。

あ、日曜は講座運営が入っていたっけ。
まあ、いいか。
マリーナにはカタクチイワシの大群が入り込み、あちらこちらで海面がざわついていた。
夕日が映えるマリーナの静かな水に、ヒラを打つイワシの群れが銀色に輝いていた。
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さあ、帰ろうな。



マリーナへ出かけたのは昼食を食べてから。
梅雨の晴れ間とはよく言ったもので、少し薄日も射してきた。
この時季は晴れると風も落ち着く。
今日はYBM主催のスクラッチレースがあり、マリーナへ到着したころにはレースを終えたフネが続々と帰港していた。こうなると日曜と言えども海は静かだから願ったりかなったり。
久しぶりにリルとセーリング。
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サッカーワールドカップロシア大会が始まって、睡眠不足が加速。
ゆらゆらセーリングは眠たくもなってくるが、視界もよくて実に気持ちいい。
リルも日光浴という感じ。
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 寛いでますけど、何か?

レース後の未練を引きづった大型艇が、大会パーティ前の一走りをしている他は八景島辺りの学生ヨットしかいない。日曜の海じゃないな。
明日からまた当分雨だと言うし、この贅沢な時間をたっぷりと味わいたい。
そう思った矢先だった。
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スマホにメールが入る。
Facebookの犬仲間であるHさんご夫妻からだった。今、YBMに来てるということだった。即ち、お会いできませんかという打診だ。
最近の日本語は難しい。
Facebookだけに面識はあるが、会ったことはない。
この場合、「面識」というのは正しいのか?

とはいえ、まだ走り始めて1時間ほど。やっと八景島を過ぎたあたり。
せっかくの機会だから、会うことは会いたいが、この軽快な走りとこの天気を無駄にしたくない。
この時間と場所は、私にとって雑多な社会とせわしい生活から逃れられる唯一の「聖域」。
申し訳ないが1時間半後の16時半に戻ると返信。ここからエンジン回しても40分はかかる。せめてもう少しリルと乗っていたかった。
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1時間半も待たせてしまったけれど、ご夫妻はアウトレットでお買い物をし、レース後の結果発表を見ていたらしい。なにより、愛犬「さくら」ちゃんには外の散歩は楽しかったはず。(と自己弁護)
取り敢えずフネを見たいというので、まだ片付けさえ終わっていないJollyhotまで来ていただく。

ご主人はかつてこのYBMに10年ほどボートを置いていたのでスタッフを始め、古いオーナーと顔見知り。フネに着くまであっちこっちでご挨拶していた。
お二人はヨットが初めてらしく、我が小舟のキャビンを見て「広い!」とおっしゃっていた。これは、外見からすると、という条件が付きそうだ。
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 さくらちゃん。足が太いねえ。

さくらちゃんはリルと同じシェルティ。ご夫妻は先々週、この子を連れて北海道を何日も旅している。
ご主人が今乗っているボートはFB(フライングブリッジ)艇で、カジキマグロを釣るのが趣味。
現在、茨城は大洗のマリーナに陸置きしている。
なんとも豪華な生活だ。
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 シェルティ船か。

「いやあ、船底塗装が面倒で、陸置きにしたんですよ。大洗はそのまま太平洋だから東京湾を出る必要ないし」
なるほどカジキマグロは東京湾にはいないな。式根島まで日帰りで行けるほどのモータークルーザーだから、大洗といえどその航程は領海を出るほどだろう。
私がいれたコーヒーを飲みながらそんな話を小1時間ほどしていた。
「今度乗せてください」と言って帰っていった。

リルは同型の珍客に興味をそそられつつも狭いコクピットで逃げ回り、最後は私の足元に隠れる始末。
オマエ、本当にビビリだよなあ。
主人に似てリルの友達は数少ないが、でも、無理に仲良くなることもない。
二人でいるのが一番楽しいもんな。
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 ビッケちょうだい。









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