D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

カテゴリ:ヨット > メンテ

なんだらチェアの背もたれとしてパルピットに付けてる寒冷地用のパイプカバー、365日雨に日差しに雪、あられ、野ざらし状態でよくぞ2年以上ももったものだ。これ1本358円。
貧乏船主だからねえ。
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 今日もよく晴れて、暖かい。

今日は最高気温15℃。乗りたいなあと思ったが家を出る前から西風が振れていた。この時期こんな日は突風が吹いたりする。今日はマリーナも定休だからね。
三日続きのマリーナだけど、リルと昼食とって隠れ家で過ごすことに決めた。
が、途中でスマホを忘れたことに気が付く。いつも適当に写真を撮ってるのはスマホで、ほとんど携帯カメラに近い。
まあ、いいか。そんなものない方がせいせいする。
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  日光浴は食べるもんじゃないよ。

iPadはいつも持っている。これはほとんど音楽用。たっぷりいろんな曲が入っている。こいつをBluetoothの防水用スピーカーで鳴らしている。食事中やメンテ作業中は絶えずなにかの曲が流れているわけだ。
結構大きな音を出しても、ヨットを一歩離れるとあまり聞こえない。密閉性が高いクルーザーだから、音響効果はいい。今日は久しぶりにカメラ機能も使ってみる。
風も強くなってきたから、スローなジャズを聴きながら先に昼飯。今日はパニーニサンド。

パイプカバーはビニール被膜がなされていて、ありがたいことに粘着シールが付いている。2年前は心もとないから結束バンドで要所を留めたが、その必要はなさそうだ。
現物をパルピットにあてがってカッターナイフで切るだけ。
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  リルはおかまいなく寝る。

パイプカバー1本、もれなく使って作業は終了。っていうか、これは作業というほどの事ではない。
暇だから、ブロックやカムに油さし。
たまたま来ていたCatsさんに、PSSの事を訊いてみた。昨年メカニックに点検してもらったらしい。
いくつかの部品を取り換えただけで、結構高額になったと言っていた。彼が高額というのは私には大金だから、ちょっと覚悟しておこう。
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 はい、できあがり。 起きた?

なんだらシート、安い油性ペンキが剥がれだした。下地の水性塗料は全く問題ないから、こんどまた軽く剥がして上塗りしておこう。去年の残りがあったな。
こういう、帆走や機走とは関係ない作業は冬にやることにしてる。
寒いの苦手だから、本当は冬眠したいんだけどね。

家に帰って、スマホを見ると見知らぬ番号からの電話が入っていた。何度もかけて来てるので折り返すと、相手は日本在住のメキシコ人で、明日教室に行ってみたいとのことだった。
聞けば在留20年。来る必要あるのかなあ。
まあスマホはやっぱり、いつも持ってないとダメかな。



よくソーラーシステムを搭載しているフネを見かける。
しばらく来なくてもバッテリー上りがないようにとか、キャビン内の電化製品にはバッテリーを使いたくないという理由からだろう。
それもいい。乗り始めの頃はそれも考えた。特にバッテリー補充電用には最適かもしれない。
でも、私はもっとシンプルに乗りたい。ステレオも冷蔵庫も要らない。ましてやエアコンなどは自室でもあまり使わない。
アンプ計を確認して、電圧が下がっていたら機走で充電する。オルタネーターが動いていれば摩耗はするが、いつも点検していればそうそう故障するものではない。とにかくペラを回す。
小さなロバ”はいつだって厄介なものだ。油まみれになっているフリント船長やロジャのように、ポンコツを罵りながらいじくっているのもある意味楽しい。

で、今日は昨日フル充電した新品のバッテリーを付け替えに行く。その前にまたホームセンターへ寄ってキャプテンズシートの背もたれ(パルピット)用チューブ(水道管に巻くやつ)を買ったりする。
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リルとコクピットでマックを食べるのも久しぶりのような気がする。
オーニングをテント状に張り、風よけにするとそれなりに暖かい。こういうのが好きだね。
実際、ブローズの係留中のヨットなどはこうしている。
今日は14℃。これくらいだとキャビンはストーブをたかなくても寒くない。
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 今日は走らないよ。

バッテリーは16kgほどある。持ち手のない箱のままだとライフラインネットの上から差し入れるとなると重量挙げのクリーン&ジャークのようになる。これが膝にくるな。キャビンの中に入れ込むのも結構腰にくるな。いずれにせよ筋力の衰えは隠せない。
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  付け替え中。

古いものを持ち帰ってチャージャーで蓄電量を計ったら60%だった。一応、チャージングしてみたが80%で表示が動かなくなった。50%を割るとスタータとしては役に立たない。危なかったねえ。
5年は使ったかな。

付け替えが終わったら雲行きが怪しくなってきた。背もたれは後日にしようなどと思っていると、お向かいのボートが戻ってきた。
この方、真鯛専門。先月も70cmはある鯛を釣ってきた。
釣果を訊くと、まあまあだというので見せてもらった。
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 これがまあまあか。60cmはあるよなあ。

今度釣り竿でも持ってくるかな。リルも魚好きだしな。

台風22号は昨夜大雨を降らせていつの間にか通り過ぎていった。雨台風の去った夜空は星がさんざめき、オリオンが南にくっきりとその雄姿を煌かせていた。冬の星座があまり輝くと急に風が強くなる。
晴れあがった朝なのに北風は台風通過時より強く、台風一過の暖かさを望んだ気持ちを萎えさせる。
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本日、木枯らし1号なり。
東京周辺と近畿地方にしか出ない「木枯らし1号」。定義としては10月下旬から11月にかけて8m以上の北風が吹くことを言い、これをもって冬の入口とする。

でも、まあ晴れてるし、風さえしのげばそれなりに暖かいだろうとリルとマリーナへ行く。
台風21号はたいへんな爪痕を残していったが、台風22号の暴風は大したことはなかった。ほとんどのフネは大丈夫だったが、逆に木枯らし1号に苛まれているフネがあった。
南風からの対策はしてたが北の強風に対しては準備不足だったのだろう。
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  カンカン鳴ってるよ。

ポンツーンにバウをしこたまぶつけてるフネや、ビミニトップがバタバタしてるフネ、とくに多かったのはブームカバーのフネでメインセイルが飛び出してはらんでしまっていたり、カバー自体がはらんでしまって破けてしまったりしていた。
ブームカバーはスタックパックのように骨となるバテンが入っていないから、シートで丸ごとグルグル巻きにしないと危ない。
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 またなんかやるの?

かく言う私も、スタックパックの骨を1本海にくれてやったので、ちょっと気がかりだったが従前のバテンが寸足らずにも拘わらず頑強に守っていてくれた。
で、早速セイル屋から届けてもらったカーボンファイバーの棒を取り付ける。
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が、従前のバテンが奥の方まで入り込んでしまってなかなか取り出せない。
しまったあ、細紐でも付けておけばよかった。
シャックルキーとバテン棒で少しづつ取り出すだけで30分もかかった。

送り届けられた白い骨は逆に15cm長い。
カナノコで切断して、やすりで磨く。
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係留中とはいえ、折からの強風でフネがかなり揺れる。ブローが来ると立っていられない。
つんのめってうっかりまた落とさないように、骨の一端にシートをグルグル巻いて命綱。
よし、なんとかきっちり入った。

ついでにリーフィングシステムを若干変更するためにメインセイルを半分あげにかかる。
これがちょうどクローズホールドくらいの受け風なので、なかなか上がらない。
また肩が少々痛くなる。が、これもなんとか完遂。
なんでこんな日に汗かいてるんだ。

ここでちょうど正午。
オーニングを風よけにしてリルとオニギリ。
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  なんだよその期待感に満ちた目は。

昼を食べたら、ジブセイルの擦れた部分をリペアテープで補強しようと思っていたが、この風ではとても展開する気にはなれずしばらくキャビンで休憩。
なんとなく汗が乾いてきたが、ちょっと悪寒が…
まずい、風邪引きそうだ。今週はガン検診と特定健診が入ってる。
おい、帰るぞ。
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曇天の嫌な気配。
ナオト氏のナンシー号を引き摺って、ほとんど眠れないままリルに起こされる。
このまま、この天気の中ボケーっとしてるとまたいろいろ思い浮かんできてしまうので、リルとマリーナへ。
我が家に届いたスタックパック、どんなものかとマストカバーだけ付けてみる。
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いやあ、こりゃ大きい。ブーム下のバンドを締めてもブームバンクの辺りがポッカリ開いてしまう。
こうなると、全部つけてみたくなる。
勿論、一人でやるには無理があるのは分かっている。
が、家内が手伝うと言ってくれた今度の日曜は横浜マラソンのためほとんど終日交通規制が敷かれ、マリーナに行くには相当朝早く出なければならないことが昨日沿道に立てられた看板で分かった。
実はナオト氏がナンシー号事件の前の日に助っ人を買って出てくれたのだが、家内が手伝ってくれるからと遠慮申し上げたばかり。
朝早くから深夜まで学校に行ってる息子も見込みなしだし、ここは白石康次郎なみに一人でやるかあ。
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メインセイルをバンドして、今使っているスタックパックを外しにかかる。
恐らく一度も外したことがないであろうレイジージャックを外し、ブームの余計なシート類を取り、ブームのグルーブから骨組みを取り除いたスタックを引き寄せる。これが実に渋い。
問題は次、ブームのグースネックを外さなくてはならない。
これが結構しんどい。折れピンを取り、ピンドルを抜くだけなのだが、錆と塩で固まっているし、ブーム自体の重さがあるのでメインハリヤードでブームを吊り上げながら引き抜く。
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ペンチと金槌は必須。
で、図工2の私が一人でやると、こういうことになる。

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 でも、血豆で収まった。

それから、シリコンスプレーをグタグタ塗り付けて、新しいスタックをブームに通す。
生地が固い分するする入る。
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次にエンドをブームに結び、スタックを広げていく。
グースネックの取り付けは先にドライバーを差し込むと位置合わせしやすい。
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スタックパックを広げたら、骨となるアクリル棒を入れ、形を整える。
従前の骨はバテンの長尺物だったが、今回は3本つなぎのアクリル棒。ジョイントはただ差し込むだけなのだが、最後の1本がはずれ、あれよと言う間に海底深くに沈んでいった…
ゲーッ!

仕方ないから片方だけ従前のバテンもどきを使うが、長さが15cmほど足りない。
とは言え、すでに2時近く。昼飯も食べてないし、リルはじーっと動けないでいる。
次になんとかしよう。
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  退屈なんですけど。

骨の1本や2本でうろたえる必要はない。なんだかんだと言っても、帆走や操船にはほとんど影響ない。
まあ、一人でやったのがいけない。
寸法が足りてると思いこんで、レイジージャックを取り付けにかかる。
従前のスタックは長方体に近い形だったが、今度のは三角錐に近い。
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なーるほど、これでマストカバーが大きいわけが分かった。
って、これを探るには犠牲が大きすぎた感がある。

レイジージャックのテンションを調整しながら、出来上がり。
図工2の我輩としては、4時間くらいは毎度の事。流血を見なかっただけでも上出来だろう。
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後は、リーフシステムを付け直して出来上がり。
なんか寒いぞ。

マリーナは本日定休。
リルとマックに寄って帰宅。
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セイル屋に電話しなきゃなあ。

2017.8.13  曇り 31℃

この二日間、リルと息子と一緒にマリーナに行っている。
昨日も涼しかった。
マリーナのピーター・ダック曰く
「今年は楽させてもらってますよ」、ってな具合だ。
ミス・リーが月照号の船底塗装をしていた。いつも夏場に上架してるが、今年は仕事が進むのじゃなかろうか。
8月にやっておけば1年はもつ。でもなあ…そこまでの体力ないなあ。
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教授のディンギーの取材はいつ記事になるのかと訊かれたが、私もよく分からない。
編集デスクの裁量の問題でしょうね。

15時過ぎには出港した。順風弱の4~5m/s、北東の風。この時期に北寄りの風だからねえ。
マリーナを出る時に「鬼号」を見た。鬼号には一杯クルーが乗っていたが、誰が船長かはすぐに分かった。
ミス・リーが教えてくれた雰囲気や容貌に間違いはなかった。
手を振ってのご挨拶。もちろん返答がある。
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長いセーリングはできない時間だったが、昨日は息子にセールアップからダウンまで一人でやらせてみた。
勿論、離着岸もだ。
いくつか注意をしたが、ほぼ操船は問題ない。まあ、それだけでシングルハンドは無理だけどね。
ヒヤッとするような体験を何度か積み、安全の確保と、問題解決能力のノウハウを学べば、近場のセーリングぐらいできるようになるだろう。
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私が教えてやれるのはこんなものしかないからなあ。一子相伝だな。

リルは久しぶりのセーリングにご機嫌。なにしろ涼しいしね。
リルはリルでヒール時のポジションをきっちり身につけている。
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 ヒールした時は風上のデッキにいるんだよ。

セールトリムとティラー操作を教えながら、浦賀7番浮標まで全部息子にやらせる。   
浮標について後ろを振り返らせると、その距離に満足そうな笑みを浮かべていた。 
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まあ、なんでも自信をつけることが一番なんだよな。
2時間半ほどで帰港する。

帰港後、フネ洗いしてる時にブームのスタックカバーにほつれがあるのを発見。
うへー、また縫製工かよ~
とは言え、もう辺りは暗くなり始めており、作業は翌日に回して帰る。

血だらけになるのを覚悟しつつ、息子に手伝いを願い出て朝早くマリーナに行く。
この手のカバーはミシン縫いされているが、1年中風雨にさらされたり直射日光に当たっている訳で、生地が丈夫でもだいたい糸が先にダメになる。
なので、少しでも長持ちさせるためにはセイル補修用の太い蝋塗りの糸がいい。
まあ、器用な人ならそれでスイスイと手縫いできるんだろうが、なにしろ私は図工も2なら家庭科も2。
極めつけの裁縫音痴ときている。
そこへいくと我が愚息、図工も5なら家庭科は4。圧倒的な隔世遺伝の典型。
要領を教えると、結構時間をかけながらもきっちり縫っている。
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 オマエ、やっぱり職人向きだよな。

途中からほとんど息子頼みとなり、私はキャビンのマットを天日干ししたり、扇風機回したり、日傘で影を作っていただけ。
途中でヤマネコ号の船長が訪ねてきた。今日はシングルハンドでセーリングするようだ。
今日は微風で日差しもあるから暑くなりそうだ。

朝方はキャビン内はそれなりに涼しい。
リルは役に立たないので、キャビンで扇風機を独占。
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 ハッチを開けると涼しいよ。

最初は50cmくらいのほつれだと思ったが、縫っている間に弱くなった糸がどんどん切れていくからキリがない。
当初は10時までには終えるつもりだったが、結果的に1時間オーバー。
なにしろ立ち仕事なだけに、途中で水分補給させながら交代しての共同作業。
なんとか2mほどを縫い上げた。
が、その差歴然!


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 右側の方が私、左側のラインが息子。

むー、ちょっと親としての立場がないな。
これが家庭科2と4の差な訳だ。
まあ、こういう時はいっぱい褒めるようにしている。豚もおだてりゃ木に登る。
当面専任縫製工だな。

帰りがけヤードを覗くとミス・リーご夫妻がほとんど船底塗装を終えていた。
”こだわり”のペラ塗装もうまくいったようだ。
明日下架するという。
リルと一緒じゃなきゃ手伝えるんだけどなあ。

夜、アダチ君から電話。キャンプ合流の確認。
そいうえば、まだ何にも用意してない…







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