D旗たなびく

忘却甚だしく、メモ代わりにちょっと書くだけ。 コメントは受け付けていません。

カテゴリ: おでかけ

長袖やカーディガンを引っ張り出してきて、この数日の”寒さ”をしのいでいる。
私は六月の雨が好きだ。(豪雨でなければだが)日中は長く、そして涼しい。なにより恵みの雨だ。
この季節、どれだけ降るかが夏の飲料水や農作物の収穫に影響する。言わば命の水。
よく外国人から日本は””rainy seazon”かと訊かれるが、私はあえて「梅雨」と言っている。似てるようでそのニュアンスが全然違うように思う。自然の恵みなのだと教えると皆納得する。
私の隣で異を唱える奴が一匹いるが…
タンとリル
 リルの友達、タン。

いつもこの時期はふらっと出かけるが、今年はいろんな制約が多くてなかなか出かけられない。
昨日、たまたま昼近くに父から電話で「午後は老人会のカラオケに行く」という連絡が入ったので、リルを連れてドライブ。もっと、早く言ってよ~
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 どこ行くの?

最初どこ行くあてもなく走っていたが、昼にラーメンを食べたところが町田辺りだったので、そのまま東名に乗って中井秦野インターまで。雨は小ぶりで時々止む。
ここまで来たら湘南の海を見ようと西湘バイパスまで南下し、結局すいすい熱海までくるとなんとなく伊豆に足を延ばしたくなった。
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 熱海

宇佐美、伊東を過ぎたら時々薄日が差す場所も出てきた。
最初はキョロキョロと左右の車窓を見ていたリルもいい加減飽きてきたようなので、誰も見向きもしない休憩所に停まってリルと散歩。
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 よく知らないところだよ。

結局いつもの帆走と同じく、時間でUターンすることにして15時まで南下した。
で、東伊豆までやってきてしまった。
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 ここどこ? 知らないよ。

戻りながら、ターホーの職場が近いことに気づいて大室山へ。
ホテルの前まで来て、この時間はチェックイン客で混みあうんだったと思い出し、邪魔しても悪いと会わずに帰る。
遠笠山道路から伊豆スカイラインに入ろうと登っていったらだんだん霧が深くなる。
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そのうち視界が5mもなくなったので、逆戻り。
こんな日は山は煙るんだったなあ。
元来た道をたどりながら、時々休憩。っていうか、リルの散歩。
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 おフネあるよ。

家に戻ったのは19時半。
それほど雨に濡れたわけじゃないけれど、いかんせん寒かった。それに腰が痛い。
まあ、気ままなドライブだから、何がどうしたというわけじゃない。気分の問題。
ヨットもそうだが、こういう狭い個室空間ほど何かを考えるには最適だ。


今日は「ボランティアに興味があるので参加したい」という女性からメールが入る。
高齢化が進む私たちNPOにとってもありがたい。
日本語教員免許はもちろん、その手の通信教育や講座は受けたこともないというから見学に来たら「無理」だと思うかもしれない。
日本語学習が私たちのボランティア団体のモットー、異文化交流や日本文化紹介のサロン的ボランティアとは趣旨が異なる。外国人と仲良くなりたいという感じではない。
その方は学生時代から国際交流やボランティアに興味があり、現在は多少の英語を使う仕事をしているという。
ボランティアにとって大事なのは資格じゃない。その熱意と誠実さだ。
「暇だから」とか「仕事を辞めたので」という方には、市や区が行っている入門講座を受けてからご連絡ください。と、やんわりご遠慮いただいている。6回ほどの入門講座を受けた人の大半は「無理」だと思うらしく、見学にも来ない。
私にも後継を育てなければという危機感はある。場合によっては外国人なみに教えなくてはならないだろう。でも、仕事をしながらでもボランティアをやりたいという彼女の熱意を買う。久しぶりの希望者だから大事にしていきたい。
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併せて今日来日した台湾の許さんからメール。
19日(火)にお昼を一緒にすることになった。火曜は”母と過ごせば”の日、
せっかく台湾から遊びに来て私に会いたいと言ってくれる許さんには申し訳ないが、14時までならと条件を付けた。
で、エンドウやタニ公とはお預け状態。雨が続くのでリルも一緒。



胃薬など飲んだことがない父に「ガスター10」はよく効いたようだ。今のところ柔らかいものだと普通に食べられる。90年以上も毎日動いている臓器だから、休ませてやるぐらいの気持ちらしい。
まあ、しばらく様子を見るしかない。
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ミナトは6/2の開港記念日を前にして、あちらこちらでイベントを催している。
開港記念祭は来週だが、今日から”Y159”が始まった。
このフェスタ、会場がたくさんあって週末は大盛り上がりになる。Y159は今年だけ、来年はY160になる。つまり開港から159年が今年なわけだ。区切りのY150で、やたらと予算を使って市長が辞任に追い込まれたという経緯もあって、パビリオンやアトラクションのようなものはないけれど、逆に市民意識の高い横浜のこと、もうなんでもありの状態になる。
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あまり人が多いと、リルなどはおちおち歩いてもいられないから買い物の道すがら山下公園による。
私は落ち着きのあるミナトが好きだ。
山下公園通りは”日本の道100選”などと言うものに選ばれているそうだが、銀杏並木の異国情緒溢れるこの道はまばらな人影がしっくりくる。
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通り脇の植栽も実にランダムで一見すると雑草に見える。あの群生させたような花壇や花畑のような感じはないので彩的にはほとんど緑。近くに寄ると百合や桔梗、紫陽花が申し訳程度に色を付けている。
これこそがイングリッシュガーデン方式。いわばビオトーブ。
近寄ってみればわかることだが、雑草など一本も生えていない。こちらの方が管理が難しいだろう。
この時期の通りは緑に溢れ、秋は金色の歩道になる。
この通りを一歩山下公園側に入れば、バラだのポピーだの、煌めくような花園が広がる。このギャップにセンスの良さを感じるのだ。
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息子の動静がよく分からず、昼飯を食べ逃したので中華街に行って中華まんを買ってくる。
公園に近いからではなく、私は小さい時から食べなれた北京飯店の肉まんが好きだ。
中華街でも店で中華まんを作っているところは少なく、その多くは下請けに出していたり自前の大きな点心工場で作っていたりするが、この北京飯店は店の一角で点心師がちゃんと作っている。
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包(パオ)が甘くて柔らかい。具材は昔ながらの五目で味を変えない。
最近、江〇清のように学生や女性客におもねった訳の分からぬ中華まんを出して人気になっているところもあるが一口で首をかしげてしまう。少なくとも私にはコンビニの中華まんの方が美味く思える。

肉まん、あんまん、ウーロン茶を揃えて氷川丸近くのベンチで食べる。一つがコンビニ中華まんの倍はあるから、二つ食べると結構腹にたまる。時折、リルに手伝ってもらう。
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 これ、好き。

芝生では親子で寝ころんで日光浴をしてる人がいたり、子供たちの黄色い声が飛び交っていたり、犬連れで散歩する人がいたりと、思い思いの時間を過ごしている。
公園っていうのはこういうものだよなあ。のどかでほのぼのした光景に、こちらの気分も和らいでくる。

で、ホームセンターへ向かうもお目当てのものはなく、リルはカートに乗せられて端から端まで行ったり来たり。
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でも、たくさん散歩して中華まんもらって、ドッグフードの臭いを嗅ぎまわっていたリルは終始ご満悦でしたあ。


この木曜日から明日3/11まで、恒例のボートショーがMM21のパシフィコとYBMの2会場で開催されている。
毎年、誰かを誘って見に行くのだが、今年は後輩のエンドウに声をかける。
曇天の北風が強い中、踏切侵入があったらしく電車が遅れて、のっけから桜木町駅で30分も待たされる。
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会場に向かう途中で昼食。
普段街には出ないから、懐かしかった「シェイク シャック」のハンバーガーを食べる。
昨年の秋に進出してきたニューヨークのハンバーガーショップ。マンハッタンでは有名だ。私もアッパーウェストサイドのコロンビア通りで食べたことがある。ケチャップを塗りたくったどこぞのバーガーとは違う。アンガス牛の自然な旨味が染み出してくるようなうまさがある。まあ、オジサン二人で食べるようなものじゃないが…

毎年ボートショーに来ていると、同じようなものはつまらない。できるだけ初お目見えのものを物色するようになる。

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が、乗り物好きのエンドウからすれば見るものが真新しいから、あちこちのボートに入り込むことになる。彼はその値段の違いを実感したいらしい。
「その辺の家より高いじゃないですか!」とか、「これなら家が2軒買えますよ!」とか、かまびすしい。住宅内覧会か。
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エンドウはいわゆる”カーキチ”という輩で、車の事にやたらと詳しい。
本人も25年物の”スカジー”に乗っている。その前の車もケンメリのスカイラインで、とうとう動かなくなったので岐阜まで赴いて買ってきたという。その車もやたらと不具合があって、修理のためしょっちゅう岐阜まで往復している。スカジーの専門店があるらしい。
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てなわけで、会場に展示されているランボールギーニやロールスロイスなどの高級車を見かけると、子供ごとく目を輝かせ、時には這いつくばって眺めるので、その間私はずっと待ちぼうけを食うのである。
職場の文句と上司の愚痴が多いエンドウだが、そんな”ガキ”みたいなところが好きなのかもしれない。

だいたい、ヨット・ボートの展示場になんでこれだけ車が多いのか訳がわからん、と毎年感じていたが、エンドウが漏れ聞いた話では税金対策の一手段であるという。
「これ、売ったら元値より高くなるかね?」という交渉を聞いてたらしい。
今年の経費で落としても、手放すときに益が出たら節税にならないということらしい。まあね、1億円もするようなクルーザーをポンと買ってしまう人たちだから、中身や性能はどうでもいいんだろうな。

そんな中、フラフラ見て歩いているとなぜかヘリコプターが。
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こうなるともう訳が分からん。なんでもありか?
車がいいならヘリまでも、っていう感じで。それを見てる人が、
「俺のフネより安い」などと言っている。だって、免許やヘリポートが必要だろう?買えるか買えないかの判断なのか?
どこかの美容クリニックのCMが浮かんできた。美容整形と自家用ヘリの繋がりってなによ?
それでもエンドウはしっかりとヘリに乗り込み、販売担当に操縦方法についての教えを乞うていた。
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 これを機に悪徳商法に傾くか。

私は最近ゴムボートに興味がある。折りたためて軽量、エンジン搭載可能なやつね。車の後ろに乗せられるし、一人で組み立て可能。
最近はゴムボートも随分進化した。ちょっとやそっとじゃ破けない。ある意味FRPより強度がある。問題は手漕ぎ。これはまったく思った方向に進まない。水面に接している部分が多いからだが、軽い分風や波に流されやすい。この難点をエンジンで補う。軽いから免許も必要ない2馬力エンジンで十分。
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これからは体力が落ちる一方だし、腰だの肩だのが絶えず痛むから到底カヌー・カヤックの類はおぼつかない。それでも水の上にはいたいしなあ。
晩年はエンジン付き浮き輪かなあ。
って、2時間弱歩き回っていたら膝にきた。一通り見て回ったし、エンドウも満足したようなので野毛へ。
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一杯飲もうと思ったのだけど、時はまだ3時半。居酒屋はまだ開いてない。
仕方ない、子供のころから通っていた中華屋さん「萬里」で蟹玉や空心菜などをつまみに青島ビール。
まあね、アルコールはドクターストップに近いからこんなもんで十分だ。
エンドウの愚痴を聞きながら、リルが待ってるだろうなあと思ったら矢も楯も止まらず、暗くなる前に帰宅。
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 なに食べてきたのよ~




ささっと、この数日をまとめよう。2017年もあと一日だからね。

えーっと…
パジャマにダウンを着て息子を迎えに行ったのが水曜の午前1:30。『水曜の朝午前3時』はサイモンとガーファンクルだったっけ。まあ、家に帰って寝たのがそんな時間だった。
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連夜の明け方就寝で27日木曜も遅くまで寝ていたかったが、7:30にバイトに出かけた息子にギャンギャン吠えたてたリルに起こされ、グータラできずに終日実家で家内とお節づくり。どうにかお重に詰めるだけになった。それもスーパーで働く弟夫婦が元日出勤だからと昨日半分持って行かれた。
なんだ、あいつらは!

28日金曜は「ポストお節」の準備。
だいたい、この時点でもうお節料理に飽きているから、別な趣のものを食したい。
家内と久しぶりに中華街へ。

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今年も何度か行ったけれど、いつもリルが一緒だったからリルが入れる店しか行ってなかった。
1年ぶりくらいじゃなかろうかメインストリートを歩いたのは。
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高級レストランが並ぶメインストリートの様変わりにびっくりした。
なにより我が家で長く利用してきた「華勝楼」さんがなくなっていたのはショックだった。
昭和初期の建築でその装飾や部屋仕切りの円卓は、そこにいるだけで贅沢な感じがしたし、江蘇料理の実にさっぱりしたおいしい店だった。私の少ない友人たちの家族とはいつもここで食事したものだ。
今はどうでもいいようなテイクアウトの仮店舗で裏が駐車場になっていた。
「均昌閣」さんや、「新新」といった中堅どころの店が軒並み姿を消していた。
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代わりに、わけのわからぬ土産物屋とテイクアウトの店ばかり目立って、若い娘さんが焼き小籠包などを食い歩いている。これって、神戸に近い雰囲気じゃないの。
それでもかろうじて「永華楼」さんは残っていた。ここも昔からお世話になっている。なんかホッとした。
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翌29日は”電車”でどうにか鎌倉へ。横須賀線に乗るのは4年ぶりか?
この日は江の島近くに菩提寺がある友人タカハシが墓掃除に来るというので午後から会うことになったのだった。
電車も遅れたせいで少し待たせてしまったが、二人で鎌倉駅周辺を散策。
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 すでに正月飾り。

正月前の平日だし、首都圏では故郷帰りのピークだったから少しは空いてるだろうと思ったら、いやいやそんな事はない。
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 小町通の賑わい。

小町通の雰囲気は中華街と同じ。中華と和の違いこそあれ、やたらとテイクアウトの店ばかり。これを見たらとても、とても世界遺産登録なんて夢のまた夢。なんとも寂しいかぎり。
5分で若宮大路に抜け出す。
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 蕎麦屋。順番待ちでも黍団子を食べてる。

鎌倉彫はなんとか健在だったが、老舗の鰻屋や反物の店は閉まっていた。
タカハシと八幡宮前の鎌倉彫の店にふらっと入る。
ここ雪の下地区は鎌倉彫の彫師や塗師等の専門職人がいるところだったのだが、そういう人たちの家や店はもう傷んだり、傾いたりしてただの廃屋になっていた。千年の間に培われた伝統や技術が絶えようとしているのか?よくこんな状態で世界遺産候補に名乗りを上げたものだ。

私は滑川沿いの、若宮大路東地区が好きだ。
若宮大路を挟んで東と西では雲泥の差がある。こちらは閑静な住宅街で、豪奢な私邸も立ち並ぶ。
”私の鎌倉”はこの静かで落ち着いた昔ながらの町。
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 宝戒寺

まあ、おっさん二人だから若々しいエネルギーに押されるとたじろぐわけだ。
花の時期には小庭の美しい宝戒寺、日蓮辻説法跡、蛭子神社、恵比寿様の本覚寺と回っていく。
この滑川沿いは執権北条氏の滅亡ととても関わりが深い場所でもある。
宝戒寺は新田義貞に追い詰められた得宗家最後の高時(14代)が自害した場所の近く。付き従った一族郎党も後を追い、滑川は血で染まったという。ある意味、怨霊が彷徨うと忌み嫌われた地でもある。
北条は16代までとあるが、そちらは高時の分家に当たる筋。本家(得宗)高時の死をもって鎌倉幕府は滅亡となる。その後の鎌倉は新興宗派の拠点になったりしていく。
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まあ、そんな話をつらつら織り交ぜながら、老人二人がトボトボと歩いてるわけだ。
私が鎌倉で一番好きな場所は妙本寺。
妙本寺のある比企谷(ひきがやつ)は日蓮宗最初の寺社ということになっている。日蓮は宗派、寺社は持たなかったので弟子たちがその後あちこちで寺社を建てることになる。それでもこの妙本寺は北条によって一族滅亡に追い込まれた比企氏が聖人本人に寄進を申し出た最初の寺ということになっている。
その後日朗、日輪に受け継がれているから保守本流だろう。
荘厳にして簡素。土産もお守りも売らない。本堂はいつも閉ざされ(ガラス越しに中は見える)、ご本尊も見ることができない。だから秘仏なのかどうなのかもわからない。
まあ、団子食いながら上がってくる輩にはつまらないだろう。
なので、いつもひっそりとしている。
学生時代、罰当たりにもこのお寺さんの本堂で本を読みながらよく転寝をしていたっけ。谷間だから夏は涼しい。
この妙本寺を知ったのは立原正秋(この日、名前が出てこなかった)の小説「残りの雪」。酔芙蓉がイメージとして残る。

鎌倉駅前でコーヒーを飲み、東戸塚で酒を交わす。ほとんど塩の話と落語の話しか覚えてない。
定期券を忘れてきたタカハシに酒代を払ってもらったのは痛恨の極み。で、居酒屋をはしごしました。(内緒)
タカハシ、とても楽しかったよ。ごちそうさまでした!
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 出来上がってるよなあ。


今日は午後から今年最後のマリーナ。
フネの点検と給油のみ。あとはエンジンの調子を見るためにせいぜいマリーナの中を走らせただけ。
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今日は比較的暖かいので、ボートの人たちが”釣り収め”をしていた。ヨット連中はコクピットで昼間から飲んでご機嫌そうだった。
午後から行っても、すぐ日暮れるよなあ。
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Jollyhot にこの一年よく頑張ってくれたことを感謝し、またブラッシングしなきゃいけなくなったリルを気にしながら日暮れ前に帰宅。
明日は大晦日かあ。


「あったかくなったら行くよ」
と言いながら、もう暖かいも暑いも通り越して寒い。
ターホーに約束した伊豆高原のリゾート(彼の職場)、忘れていたわけではなかったが、彼の仕事が忙しく連絡してもなかなか都合がつかなかったこともあり、寒くなってやっと約束を果たす日がやってきた。しかも、連絡をしたのが昨日のこと。
彼が同期の同僚の死去を知って横浜にやってきたのが2月だから、ずいぶんと日が空いたものだ。
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  大島が近くに見える
リルと泊まれて遊べる施設があるホテルだから、一緒に連れて行きたかったが、じっくり膝を交えて話をするにはちょっと邪魔だし、また長いドライブだからリルにとっては苦痛。
次は家族でゆっくり泊りがけで来ることにして、私は約束を守るために「走れ メロス」。
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  伊東マリンタウン

閑散期とは言え、彼は普通に仕事中。人気のある”わんわんP”だから、11時チェックアウト後に着き、15時のチェックイン前には辞去しなくてはならない。
途中、伊東マリンタウンで時間調整して11時15分ぐらいに着いた。

なんだかんだ言っても伊豆は暖かい。横浜と2℃くらい違う。
大島、利島、新島とくっきり見えるほどの秋晴れ。やっぱりリルも連れてくればよかったかなあとちょっと後悔。
フロントでマネージャーである彼を呼んでもらう。
昨日会ったように気さくな顔で迎えてくれた。
客がまだたくさんいるロビーで海を見ながら話す。
若手社員の待遇やら、年金やら、ヨットやらその他もろもろ。1分として話が途切れない。
珈琲をすすり終わる頃には大きな窓からの陽光で暑いくらいだったので、ついでに施設見学。
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「チェックアウトしても、客はそのまま居座ってみんな遊んでいくんだよ」
確かに、ロビーにもドッグランにも小さい犬たちがキャンキャン吠えて嬉しそうに跳ね回っていた。
ナオト氏の末っ子じゃないが、陸より水が好きなラブ達が時折ざぶーんとプールに飛び込んでいたりする。
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「あのままレストランに来るからねえ」
とまあ、これじゃ昼もなかなか休めない。
私と八ヶ岳で働いていた時も、まともに昼飯をとったことなどなかったっけ。
いつもチェックイン前のわずかな時間に物を無理矢理胃に流し込んだっていう感じだったからなあ。

彼はすでに定年退職してる。
今は再雇用という形でこの宿泊施設を任されている。いろんな意味で彼はこのグループ会社では有用な人物なので、会社側が辞めさせてくれない。それでも就業規則上は一度定年になる。
別れ際に、
「辞めさせてくれないけど、辞めたら何していいかわからん」とも言っていた。
「キャンピングカーでも買って日本中回ってみるかな」
それでも、40年働いてきてすっかり仕事と生活と生きがいが一緒になってる、なんだか職人みたいだった。なにより楽しそうだ。
「無理に辞める必要はないよ」
そう言って別れた。

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帰りもさらに晴れて気持ちいいドライブとなった。
網代や小田原に寄ってたくさん土産を買った。っていうか、自分が食べたかったものを買い込んできた。
夕方に帰宅。
リルは土産の干物や昼に食べた鯖の味りん干の匂いを嗅ぎつけ、その置いてけぼりをなじり、私に体当たりをしてくる。疲れてはいたけど散歩に連れて行き、伊豆のリゾートの話をしてやるのだった。
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  邪智暴虐の王だ…

今度みんなで行こうな。


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